LOVE diary
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エレベーターの中で、Takeshi がポツリとつぶやいた。
『俺、金を使いすぎて、貯金もなくなったよ。』
「えっ・・・?」
彼の顔をのぞき込んだけど、平気な顔をしている。 返って私の方が動揺してしまった。
何かを言おうとした時に、エレベーターが1Fに着いた。
ドアが開くと、外は雨が降っていた。
と、Takeshi がスタスタと歩き出したのだ。 私を置いて。 ひとりで。
どうして? いつもどこででも、一緒に歩きたがったのに。
その謎はすぐに解けた。
Takeshi が歩いていった先に、ひとりの女の子が待っていたから。
「ウソ・・・でしょう?」
そうつぶやくのが精一杯の私の横を、何も言わずに彼が通り抜けた。
彼女に向かって、一直線に歩いていく。
ずぶ濡れの私の方をふり向きもせずに。
笑顔で彼を迎える、新しい彼女。 その彼女に笑顔で答える、Takeshi 。
2人は肩を抱きあって、雨の中に消えていった。
私は、ただ見送るしかなかった。
・・・というような夢を見ました。
ハァ(ため息)。
どうしてそんな夢を見ちゃったのかな。
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