LOVE diary
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『何でも欲しい物を言って』と言われても すぐには思い付かなかった。
だって、本当に欲しい物は手に入らないってわかってる。
それが私のものにならないのなら、何を手にしても同じこと。
「私のものだもん。私のだもん!」
私は最近、よくこの言葉を口にする。 嫉妬からなのか、不安からなのか、自分でもよく判らない。
Takeshi にしがみついて、泣きじゃくりながら。
『子供みたいだナァ(笑)』
そう言って彼は優しく髪を撫でてくれるけれど、 不安は消えていかない。
「どこにも行かない?」
『どこに行くって言うんだよ。(^^)』
私のものだもん。
どこにも行かないで。
・・・・・・・誰にも渡さない。
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