+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2004年04月14日(水) プチ発情警報


 目を開けた先に静かに寝息をたてるきみが居た。
 少し早い朝を遮るカーテンの隙間から差し込む光は、きみの少年の部分に魅入られたように、わたしの知るきみとは違う表情を見せた。静かに閉じられたその睫毛に口付けすれば、また眠りの中に一緒に溶け込めそうな気がして、思わず躯を伸ばすて唇を寄せた。ところが近づき唇に感じたきみを前よりも傍で見ると、一条の朝日を浴びて産毛を光るベールの縁取に変えている姿が愛しくなって、その耳朶、首筋、肩へと唇を移動させ、滑らかな肌を唇に感じたくなった。
 静かな寝息のリズムに合わせ唇は脇腹を滑り腰骨で一度止まる、ふるふると頭を振って自分の頬にきみを感じる。頬に伝わる体温は、未だ眠っているはずのわたしの中に棲む欲望を、ゆっくりと確実に目覚めさせていく。
 きみの腰に手を回し、さっきより少し強く頬を当てると、微かに残る石鹸の香りに混じったと昨晩の香り。一定のリズムで膨らみ元に戻ることを繰り返す下腹部に顔を埋めて強く抱きしめる。頬に伝わる体温と同じようにわたしの頬も熱くなっていくのが分かる。
 腰にまわした腕もそのままに、顔だけを上げてきみを見上げると、そこに優しい眼差しで見下ろすきみの微笑みがあった。少し照れ臭い気持ちで、肘でずり上がりながら顔を近づけてきみの唇へ今日の初めてのキスをする。
 おはよう。わたしの愛しい…


 なんてな夢を見るわけですよ。
 このところ夜の睡眠が巧くいかず眠れない状態が続いていると、真昼間に記憶が飛ぶことが多々ありで。運良く昼間にウトウトとしちまうと、そんな夢を見ちまいました。
 前戯なし、いや前後なし、突然のプチ発情。
 しかも、またもや年下萌で。




 最近増大器を密かに購入し、どのぐらいの成果があるのだろうと試している増大器実権君ことM男(自称ももちゃん)から電話があった。久々の連絡な割には相変わらず笑わせてくれる。いい気晴らしになってくれてありがとう。
 先週末あたりから、予定通りに事が進まずちょいとイライラ続き。普段は滅多にないのだけど、ムショウに縛りたくなった。夕食後の食器を洗いながら「縛りてー」と絶叫するあたり、確かに溜まっているんだと思う。
 相手を気遣ってのSとかMとかウンチク引きずっての戯れでなく、単純に縛ってシバキ倒したい。訳の分かんない感情は後からM男に勝手に繕ってもらうってことで。とりあえずは、預かっていたローターを壊してしまった状態なのでももちゃん用と自分用に購入してもらおう。じ、自分用って?

 「どうなのよ?その後、増大器の成果は出てるの?」との問いに、成果はまだ見られず状態とのこと。ただ、その器具にはご丁寧に振動を与えるバイブ機能がついているらしく、それを使用してのソロ活動。中を汚さずとスキン着用であっても、そこはほら真空にしてしまう筒状の中ではスキンも使えずで、後からコッソリ器具を洗う儚さよ。
 その後姿を想像させるだけでも、立派にM男をやってるなと楽しませてくれる。
 と、なるとその現場を見たいというのがあるわけで、「ねね、それ見せてよ」と言うと「画像を送りましょうか?」と「なんなら動画ファイルでも」と、あくまでもモバイルに頼るな!生身で勝負だ。こっちとら溜まってるんだぞ。
 すると、ももちゃん@M男は、ウェブカメラを購入しましたと報告を。おお、これならリアルタイムで指示できる。なんとなく無機質だけど、暫くはそれで我慢。
 「とっとと自縛して、前に出やがれぃ」で、ございます。




 そういやあ、ソロ活動すら忘れてた。4点。




 メールフォームから送信してくれる半数以上が、勘違いさん♪



香月七虹 |HomePage