+女 MEIKI 息+
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2004年03月08日(月) 林檎うりの声はしなかったけど


 巡回先で『ファンタジー職業適性診断』なるものを見つけた。
 ほぉほぉ。
 その人の診断結果を読みつつ、ふむふむと頷いた。
 そして、真似してみた。
 だいぢぶ!
 しくしくするこたーないよ。きっと、たぶん。
 わたしの結果は当たってないさね。

 だって道化だなんて。
 性格がまるで読めないタイプだなんて。
 行動を予測しにくく、傍から見ると何をしているのかが分からないところが特徴だなんて。
 しかも、職業メモが遊び人だなんて。

 こんなに素直で、マジメな日々を過ごしてるってーのに、ぅぅ。
 この診断結果ってダレでも「しくしく」させちゃう結果が出るってことにしとこ。




 春めいた季節になりました。
 ってな感じで外を眺め、いそいそと近所を徘徊。
 春らしいわ♪と思ったのは、窓越しの風景だったから。
 時折、突風も吹いて寒い寒い。その寒い中を、性懲りもなくぐるぐると。
 身体の芯まで冷えて、となるのだろうけれど何故か躯の芯から熱く。
 微熱、ぶり返したかしらん。




 広口瓶を傾け無造作に手を入れ、少し抵抗するように指の進入を押し返す瓶の中の冷たい流動体に、ゆっくりと指を差し込む。その細く糸を引くとろりとしたものを指全体でですくい、舌を這わせる場所を目掛けて指先から金糸のように垂らしてみる。小さな渦が出来るその落下地点では、僅かな刺激にも変化するように思えて、目が離せない。
 「ねえ、動いたらダメよ」

 んな自分の声で目覚めた、似非発情期。
 ぃぁ、玉姫が近づいただけ。

 重い腹痛で目覚め、煙草を吸いながらたまにはと、紅茶を淹れてみた。
 熱い紅茶に蜂蜜を垂らすと、溶けていくさまがまたゆっくりと眠気を呼ぶみたいで、おやすみなさい。



 やばいよ!
 10日には検査だってーのに、この腹痛さえなければと焦る気持ちで 5点。




 私信
 他の日も候補にあげてもいいですか?
 なんなら、全部欲しいのですが、と欲張ってみる。




香月七虹 |HomePage