+女 MEIKI 息+
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季節代わりの突風のように、更新においての春一番が吹き荒れた「茶川庵」」(注:文中リンク不可とのこと) 目を見張る更新の日々でした。 春汎かな日差しのように落ち着いたようですね。
なんでも更新出来ない折には閉鎖をも考えていたとのこと。 後から伺いまして、本当に驚きましたのよ。それなりに。 そんな極端に無茶をしそうなところが、大好きですの。それはもう。
午前5時に更新なさる小技も垣間見ることが出来て、とても満足でございます。
偶の博打も良いもんだと、心から思いました。
大変おいしゅうございました。
サボリにサボった病院へ行った。 間が空いてしまったために、薬を貰うのであっても診察を受けなければならない。この面倒な思いをするなら、ちゃんと来れば良かったといつも思うのだが、相変わらず「明日にしよう」と先延ばしにしてして、面倒な思いを再び味わう。 月曜日の朝、病院内は外来を含めてごった返す。 診療時間前から(病院の扉が開く前から)元気に並ぶ老人たちが大勢居る。 キャッシュ・ディスペンサーのような機械に診察券のカードを通して手続きを済ませた後に、罹る科の前に並べられた長椅子で名前を呼ばれるのを待つ。ひたすら待つ。ずうっと待つ。午前中の大半は待つ。 その間にもぞくぞくと患者は増え、長椅子には次々と患者が座っていく。 そこへ、NHKの「おかあさんといっしょ」よろしくパステルカラーのトレーナーを着た女性に手を引かれた老人が来た。 わたしは、読みかけの本を下ろし隣の人との隙間が出来ないように、お尻をずらした。 「すみません」会釈をして、先に老人を座らせたその女性は、残った僅かな隙間に自分も尻を埋めた。 多少きつくはなったが、座れないこともない。それに、わたしは重病患者でもなく、ただ診察を待つだけだしと呑気に構えてまた本の続きを読み出した。 が、なんとも落ち着かない。 熱があるわけでなし、まだまだご老体でもない。 ここはやっぱり立つか。 クララも立ったことだし、ここはひとつ「おじいじゃん、ななこが立ったよ」よっこいしょ。 人の邪魔にならない場所を探して、柱に寄りかかると、そのパステルカラーのトレーナーを着た女性が他にもチラホラ座っているのが見える。 よく見ると左胸には揃いのプリントされた「コムスン」の文字。 ああ、介護サービスね。
後から来る患者に席を譲るわけでもなく、前を通る老人の杖の邪魔にならないように足を引くわけでもなく、日報なのか膝に乗せたバインダーに向かい時計を見ながら日誌を書き綴る介護さんよ、あんたらは介護に携わる仕事をパーツで考えているだけで、それがどんな意味かソレナリに研修したんだろうよ。社会に貢献できる仕事だと誇りを持ったりしちゃってるんだろう?仕事だからと偏った割り切をしてるのなら、看板背負ってる時ぐらいサービス業を丸出しにしてもいいんじゃないの?
わたしが柱に寄りかかって立っている先に、やっと順番が来たのか名前を呼ばれ立ち上がって通路に出ようとした老人が、背もたれのある長椅子の間を抜けるのに大変そうだ。
あんたが担当している老人以外が、あんたの目の前であんたの伸ばした足のせいで前に進めないのを、気にもしないあんた(コムスン)を見ていて、我慢できずに「あんたの足、邪魔」つい、言ってしまった。 「あ、」そう言って足を引いただけのあんたに、本当に寂しい思いがした。
血がさらさらになるってことで、納豆はイイらしい。 ところが、珍しいことにサラサラし過ぎらしく、納豆はとうぶん食べたらダメだと言われた。 不正出血も血がサラサラし過ぎで、止まりにくいってか。 その分、腹の中がドロドロしてるけどね。
納豆かぁ…。 いいもん、サラリーマン(営業、しかも外回り)が、一日中歩き回った靴の中で、十二分に蒸れた靴下のような匂いの、あんな食材。うぅぅ。
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