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管理日誌「庭園の午後」
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2003年07月24日(木) 名台詞の登録ルール改定

開設以来ご好評をいただいております名台詞コレクションの、登録ルールを改定いたしました。

《旧ルール》
・登録できる名台詞は、いち作品あたり、いち名台詞のみ
 ↓
《新ルール》
・現行ログ(最新30件)から押し出されたら、再登録可能。
 ただし、まったく新しい名台詞で投稿してください。
 (コピペ魔人除けです。)

 名台詞コレクションには宣伝効果もありますが、あくまで名台詞を集める企画ですので、同じ台詞が何回も何回も投稿されると面白くありません。
 前回は主人公の台詞だったから、今回はヒロインので〜、というふうに、毎回ちがう名台詞を選んでくださいませ。
 そのほうが見る人を飽きさせず、読まれる機会も増えるかと思います。


 ご報告が遅くなっていましたが、ネット小説周辺ニュースをフレーム内呼び出し形式で導入させていただきました。とっても便利です。
 主に書き手さんにとって便利な情報ツールだと思います。オンライン作家の皆様で、まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ちらっと除いてみてください。その便利さ、一見に如かず。です。

 オリジナル創作オンライン小説の宣伝・情報ツール、昨今では様々な面白いものが登場しています。
一言センデンゴン板
ぱたぱたバナー&一覧
random bookmarker
縦バナー広告
GF電光掲示板

 それに手前共運営の「名台詞コレクション」「読者推薦クチコミ板」も、その部類に入るかと。(クチコミは他薦のみなので、宣伝効果はけっこう大きくても、作者様が自発的な努力でなんとかできるモノとは違いますが)

 上に挙げたものの共通点は、不特定多数のサイトを横断する共有コンテンツ(情報配信されているコンテンツ)であるところです。
 不特定多数サイト横断ていうのは、宣伝活動の手間が少なくてとっても便利ですし、宣伝効果も高いです。
 それに業界活性化にも一役買ってくれます。宣伝に行くと、ヨソで何が行われているかも、ついでに目にしますので、いい刺激を受けることができますし、そんなふうな相乗効果が積もり積もって、オンライン作家さんたち全体のモチベーションを高めてくれるわけですね。(という予定)
 情報を知りたい立場の、読者様にとっても、もちろん便利です。それが本筋の目的なわけですから、当然、そうでなければなりません。

 オンライン小説は書き手どうしの世界という勘違いに簡単に迷い込んでしまいがちで、良い意味での「読者を意識する」という感覚が、失われやすいです。
 宣伝に関しては特にそうです。
 宣伝しなくても作品を知ってもらえる、読んでもらえると、オンライン作家は簡単に妄想を抱きます。それは一種の現実逃避です。宣伝活動が面倒くさく、億劫で、なんとなく屈辱的だと思っているので、それから逃れたいのです。だからほっといても読者がついてくれると、いいな〜、なんて。甘い夢みたいな妄想にひたっちゃうわけです。
 しかし現実には、そんなわけありません。
 なんだか面白そうだな、良さそうだな、興味あるなぁー、と思ってもらうための努力は、情報を発信する側の重要なシゴトのひとつです。

 商業作品の世界では、市場がとても大規模なので、作品を書く人と、それを売る人とは別の人です。分業化されています。そのほうが効率がいいからです。
 書く人は、どうすれば良い作品が書けるかを考えて頑張り、売る人は、どうすれば作品が沢山売れるかを考えて頑張ればOKです。
 売る立場、宣伝や販促を担当する分野の仕事人たちには、作品を創る人と同様、プロとしての心意気もあり、その分野ならではの芸術的センスや超絶技巧について、日々研鑽を積んでいます。
 尊敬すべき才能職です。

 しかしオンライン小説は、無料で配布されるため商売ではないというのが一点、それから市場の規模が小さいのが一点、その二点を背景に、運営組織が小さな所帯でまかなわれており、人手が足りず、「書く人」と「売る(宣伝する)人」が同一人物であるのが通常です。
 つまり作者自身が宣伝担当者を兼任しているわけです。少なくとも、自作を読まれたいと願うのであれば、宣伝業務をおろそかにはできません。作品の誤字を修正しないのと同じ、職務怠慢です。
 なのに実際には、そういう意識を持っている人は、ごく一部にとどまります。
 だからオンライン小説はちっとも「売れない」のです。つまり誰にも読んでもらえない、放置されている作品が山ほどあります。

 箱の中身がどんなに良くても、その箱が何も印刷されていない真っ白で、道もないような山奥の露天で売られていて、店主は引っ込み思案なので、たまに通りすがる人がいても、一言も声をかけず、ただ心の中でだけ「私の作品はとても面白いです。読んでほしいなあ、読んでくれないかなぁ。せめて一頁だけでも……」とテレパシーを送っています
 そんな人の売り物に気づけるのは、テレパシーが使える読者だけです。

 でもオンライン作家のうちの多くは、読者はテレパシーが使えると信じて、今日も白馬の王子様が通りすがるのを悶々と待ち受けているだけです。

 それって、……努力してると言えますか?

 ネットも自然界の掟から無縁ではありません。
 努力した者だけが成果を得る、そういう世界です。
 とってもシンプル。
 読まれたければ、正しく宣伝しましょう。そういう話です。

 とりあえずウチの名台詞コレクションあたりはいかがですか、お客さん。(揉み手) 宣伝文を考えなくていいからラクですし、外部貸し出しされてて注目度もそれなりにあるんで、けっこうお得ですよ〜。
 えっ、私? あー、申し遅れました。オンライン小説ネットの、宣伝業界の者です。
 今ねー、これまだオフレコなんですけどねー、こういうの、他社(※1)と共同開発中なんですよ。すごいでしょー。美味しそうと思ってね、一口噛ませてもらってるんですぅ。はいぃ。もちろん秘密ですよー? 絶対ですよ。やだなあ、もう、お客さんだから内緒で教えてるんじゃないですか、もー、ほんっとに、いつも弊社をご利用ありがとうございますぅ。(情報を扱う業種の人の話し方の例)

※1:[Girlish Frolic]さん。会社というくだりはもちろん冗談である。実際には、創作オンライン小説の広報について意欲的な提案を打ち出し続ける個人運営の非営利組織。代表的な活動は、オンライン小説縦型バナー広告の企画・運営・配信など。


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