小郷さんのほがらか日記
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2009年10月13日(火) ★英真ニュエル〜

昨夜「オルフェウスの窓」を観たら寝つけなくなって困った。とりあえずコサックファッションのショーちゃん(すごいひと)がロン毛振り乱し鮮血迸らせ壮絶死する場面がどえらいことに! ヅカであれやって良かった時代なのですね、あとシンディ演出に勢いがあるなぁと思いました。ああゆうショー(not榛名由梨)また作ればいいのに、ゴールデンステップスでやってたラテンの場面とかホント神がかってた。再放送の際には是非観て欲しい。



【きょうはおやびんのはなしをしよう】
おじいちゃんおばあちゃん場面後のちえねねデュエットダンスのカゲソロがおやびんさまの声に聞こえる私の耳は難聴ですか、次観るのがさいたまなのでその前にご覧になる方に聴いてみて欲しいのですが…ってそもそもおやびん声が分かる人がいるのかという(笑)。ハイトーンにエッジが効いてなかった印象なのでマリーノとコロちゃんではないと思うんだよなぁ。

そんな再会でエマニュエルおやびんの息子がガッツですが、元の旦那の話も出てこないし誰がガッツの種に当たるのかなぁとむっさんと話し合ったら「麻尋がむりやり…!」て事になりましたこわいよこわいよ!
母と息子ふたりで手をとりお互いをいたわりあい守りながら生きてきたんです、知らないけど。

エマニュエルさん(さいしょからいいひと)を観ていたら何だかいつもと違う感覚が身体に充満してきたので、どうしたことかと考えてみたら珍しく本筋に関わる通し役な上に【衣装替えしてる】ことに違和感を感じてたと言う何たる貧乏性…!(笑) 今までいかに芝居で使われてこなかったかという(笑)、いやーもー3着もあったよエマニュエル! ねー、こういうところがありがたく感じるんですよ小郷さんはー。イゾラの時のデコラティブ長手袋に過剰反応するアレと同じです。そういう意味では今年はありがたいことがいっぱいあったなぁとしみじみしちゃいます。あ、ジェラールに憤る場面の白いお召し物姿がリアル百花母にそっくりだなと思いました。

おごうさん判定ではどうだったかというと「よしやった!よくやった!やればできるじゃん通していいひとだったけど!(…)」とゴールでバスタオル持って迎える気持ちです。
基本的に芝居のひとではなくて露出があってもそもそも芝居をさせてもらえる機会が極端に少ないまま研16までやってきている珍しいタカラジェンヌさんなので(こうまでやらせてもらってないと静かに台詞を言うのが怖いと思う)とりあえず流れは止めず邪魔しないで抑えに回る事が出来ていたので及第点では…ないかな…と……ってもうそう言う根本的なところから手に汗握るのはホントどうかと思うわよアタシ!(とオカマ口調でヅラを床にたたきつける)おやびんは裏声を使わない大芝居じゃないほうがなんとかイケるっぽいので何かの機会があれば是非どっかで使ってあげて欲しいと願うばかりですが星組さんはコスプレ大芝居組なのでどうなのかしらね★(デコピース)
ビジュアルは元々の佇まいが派手なのと最近さすがに熟女っぽくなってきてる(笑)のと相まって元女優的に美しく出れていたのでそれだけでおごりん満足。くみちょに「顔と肉体に惚れたのだよ…っ」て言われて夜の様子がうかがい知れる感じがおやびんらしくてイイと思います、アレきっと浪費癖はうそ話だろうけど惚れたとこは真実を言ってるんじゃないかと思うくみちょ(くみちょが演じる下心まるだしのおっさんが代好きだ)。

いつもカリスマアルバイター(手を変え品を替え出てくるモブ隊長)なのに今回はエマニュエル以外に出てくる場面はプロローグの花嫁くらいです。ああ、そういうのって新鮮。むしろその場面に出ないかと思っていたくらいですけどその花嫁が問題です、おやびんが花嫁なんですからどんなうすら寒いことになるやらと鼻で笑う覚悟だったんですが(おごりんひどいやい)
…ま、まさかの前髪乙女キタぁ……ーッ!!!!
(説明しよう!前髪乙女とはももかさんのかわいこちゃんモードの事で、娘役として一番キラキラしているはずの新公時代にギャルだったせいで当時見れなかった分最近気まぐれで出してくるのだ!)
脳内でギャーですよハッスルマニアドッカーン! …アナタ研いくつですかという風情できゃぴきゃぴと愛らしい笑顔を振りまきながらドイちゃんとハッピーウェディングされてました。すっごいかわいかったなぁ…! 人間デコを出し入れすると年齢も乱高下するのだなぁと改めて感心した次第であります。エマニュエルでしっとりやってましたけどやっぱりあのひとは女役じゃなくて娘役なんだなぁと思ったわよ、迸る現役感は多分そこからなんでしょうね。


■ショーのおやびんさん。
シバ嫁で初エトワールおめでとうございます(笑)。当初シバ嫁と聞いて盛大にガックリ来たクチですがフタを開けてみると初演ほどにぎやかし設定ではなくわりと真剣な3人口だった印象です。意外と出てきてた、思ってたより出番あった、そんでやっぱ自分的にはラスベガス・シスターズ(笑)があるだけで4500円は軽くクリアですヤッタネ! この姿での出番も案外多いのです、久々におやびんさんの臀部を拝見いたしましたが(…)あの尻は仕舞っておくのは勿体ないので来年からもじゃんじゃん出していって欲しいであります!(敬礼)
シバ嫁に関してはああいう立ち位置でショーを務める経験が初めてだし(ああ見えて綺麗どころ担当なので)やっぱりどうしても花組育ちの血が邪魔するというか一線越えた感じのカツラと空気感が作れないので役に対してちょいと面白味に欠ける。ヅラはもっと盛大に作らなきゃアカンでねえさん。基本属性が民衆/娼婦で二足のわらじなので妖精とか神様とかいうキャラじゃないのだなぁ、そう思うとナチュラルにエスプリブリーズとかカーマとかエリザベス女王とかがナチュラルにほいほい出来るエレナ様ってすごかったんだなと改めて感じた錦秋の夕べ。だからラスベガス・シスターズ次女が髪色ピンクからナチュラルベージュになった途端活き活きとするんだなと、そしてマラボーが異様に似合うますね姉御!

そんで初演と2006年版とでちょっとずつ配役がスライドしてきて2009年版でついにシバ嫁枠になりまして、飽きずに三度目を迎えられたというかあの時のアレとかそれとか大百とか大百とか大百とかを…まぁ思い出しはしますけどその場面には出ていなかったり場面自体が変わっていたりするので、逆に優しいわね大介ぇ! と目を細めていました。ホストクラブでマダムやってたら絶対泣くもんな。恋車グルグル3Pを誰か違う人とやってたら嗚咽出るもんな。美と豊穣の女神ラクシュミーはあのひとつの恋を忘れられないまま千年を過ごす、とかそう言う設定を勝手に付け足せばいいと思います痛いか痛いよバカバカおごうさん夢は寝て見て。

長く在籍すると言うことはこうゆう事なんだなぁ、最近そんなことばっかり考えます。お互い年取った証拠です。

脳みそおかしくなってきたので今日はこれで締めます。






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