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2011年05月18日(水) N氏の食卓は毎日放射線被曝



京都N氏のある日の献立

昼  牛 乳(40)、パン

夜  玄 米(70)、わかめ(80)のみそ汁
ほうれん草のおしたし(155)、肉(55)
ビール(5)、読書しながらシングルモルト(50)
計455
以上( )内は(単位:ベクレル)

各種食品中に自然に含まれる放射性物質の量
毎日これらから出る放射線により被曝している。

それはさておき、普通短時間でシーベルト10(一万ミリ)を浴びると間違いなく死ぬ。
ところが放射線治療で使われる放射線の強さはシーベルト60(六万ミリ)が体のがん細胞にピンボイントで当てられる。

原発と関係なく毎日の癌での死亡者は900人、年間30万人、この人たちほとんどが、放射線治療をしている。今の医療体制ではどちらにしても、被曝から逃れる事は出来ない。どこに逃げても、癌になれば間違いなく高被曝する。
勿論、医者から「これによってどうなってもかまいません」という念書を書かされる。いやなら断る事は出来る。ただし、其の後、骨折したとする。
癌患者は骨折だけを治療する事は出来ない。癌治療をしながらになるので、そこで放射線治療が必須となる。


 自分の体が一体どのくらいの放射線被曝したか知りたい人は,ヒューマンカウンターを使って計る事が出来る。長崎大学にあるこのカウンターは、戦艦陸奥の船体から出来ている。微量の放射線量を計測するのに、自然放射線をカットしなければ計測値が不正確になる。そのために計測室は厚い鉄板で覆われる事になるが、この長崎大学のヒューマンカウンター制作時の鉄は、微量の放射性コバルトが含まれていて(鉄材の摩耗度を放射線を利用して調べるために製鉄所で鉄の中に故意に混入)、反応してしまう。そこで、大東亜戦争以前の鉄にはそれが無い事から、使われているらしい。
そこで、はっと気づく事が無い人間はあほうだ。そのくらい自然放射線は降り注ぎ、体内には食品を通して日常的に摂取しているのに、わざわざ厚い鉄板で遮断した部屋で、自分の体内のごくごく微量の放射線量を知ってどうするんだ。




















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