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先週の土曜日七日に台湾から帰って来て翌日の夜、大切な人達と宴会、貴重な心に残る日となった。気持ちのいい料理屋で、気持ちのいい人達との歓談は近頃無かった事だった。Nさん御夫婦、その秘書の方も交じへて、今回の算段をしていただいたMさん、たん譚は家人と二人、総勢六名だった。 Nさんも、Mさんも国会や市議会で拉致問題、部落利権問題など、著書やテレビなどで知る人ぞ知るなのだが、たん譚はいじわるなので誰だか教えない。繊細・剛胆の両方を併せ持つ希有な人達だが、気取らない素朴さをもち、馬鹿話も楽しく終始笑いにつつまれた。本当に楽しかった。 料理屋を出て、夜の円山公園のしだれ桜の前まで着た時、二十数年前、同じような深夜に、ここで友とその奥さん三人と夜空を仰いで、絶対絵描きとして名を挙げようと誓った事を思い出していた。その友は後に某テレビの「美の世界」で特集もされ、立派な画家としてやっている。たん譚も末流絵描きとしてなんとかやっている。 後、家の近所まで秘書の方の運転する車で送っていただいた。NさんMさんはこの次の日、「救う会奈良」第一回大会に檄を飛ばしに出かけられたはずである。頭が下がります。
→2002年の今日のたん譚
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