目次|過去|未来
ある日一人の男が、ニューヨーク自然史博物館の恐竜展に行った時の事。 男は巨大な恐竜の骨格を見て、どれくらい前のものか知りたくなって、隅に座っていた年配の館員らしきおばさんのところに言って訪ねた。 「ちょっとうかがいますが、あの恐竜の骨はどれくらい古いものなのですか?」 館員は男の顔を見て、キッバリと 「六千万三年前です」と答えた。 「六千万三年!??、どうしてそんなに正確に年代がわかるんですか? 信じられない、どういう事なんですか、その六千万三年というのは…。」 館員はきっぱりと 「それはですね、三年前に私がここに就職した時に、あの骨は六千万年前のものだと教わったんです」
*日本を思うと今年は素直に「おめでとう」が言えない。まだ年賀も書く気になれない。
引用文献:脳の中の幽霊(PHANTOMS IN THE BRAIN) V.S ラマチャンドラン サンドラ・ブレイクスリー
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