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産経新聞の「主張(一般新聞の社説にあたる)」が、ニューヨークタイムズからリンク要請があったそうだ。何はともあれ、よかったと思う。ヨーロッパでも(向こうで多く読まれている)これで、日本の良識を読んでもらえる。
何を増して悔しいのは朝日新聞だろう。拉致問題にしても、「疑惑」という記事表現で、金正日が拉致を認めるまで、書き通したし(すでに警察発表などで北朝鮮だと断定していたにもかかわらず)、拉致問題は日朝正常化に障害になると書いて、横田さんは長年取っていた朝日新聞を止めた。 ちなみに、朝日系では、フランスの「 ル・モンド 」の関連会社が編集する国際月刊紙 「ル・モンド・ディプロマティーク 」と、週刊「金曜日」「論座」と言う、日本の左翼雑誌とリンクしている。
ニューヨークタイムズにも、日本たたきの妙に偏った記事がある。だけれど、産経新聞を選んだ理由は、多分今度の戦争の主張が明確で、揺るぎがなかった事をみていたのかもしれない。要するに、新聞も国益(米国の)のために、同調する社説を持つ新聞社を選んだにちがいない。
朝日は、イラクをペンで擁護しても、イラクに味方して、同盟を結び参戦した国はひとつもないという、現実は書かない。こういう新聞よりは、現実的な社説を取っている産経を選んだのだろう。漫画家がぽち保守とあざ笑ってもどうしようもない。あざ笑うのは、ポチでもハチ公でも出来る。じゃぁどうすりゃいいのだ。 昔、ニクソンが防衛のために、佐藤首相に「核を持て」と薦めて、当時の朝日を始めとする新聞と世論が反対し、それをきっかけに米国は日本を三等国扱いをし始めた。独立国で、自国を他国の核の傘で守ってもらっている国は世界で日本しかない。
対等こそが同盟関係なのである。しかし、今の日本には、そういう武器がないし、守れない、憲法にもしばられている。目の前に、北朝鮮と中国がある。 その事を思うと、米国支持は仕方ない。これからの日本を思っての事で、産経は明確に国益のためを支持して、社説とした。これが、支持されたのだろう。
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