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2003年06月11日(水) 講演会がある。



「国まさに滅びんとす」の著者で、京都大学総合人間学部教授・中西輝政教授の講演会があります。

 明治時代にベストセラーとなったスマイルズの「自助論」の続編に品性論というのがある。
「国としての品格は、その国民が自分は偉大なる民族に属するのだという感情によって支えられ、そこから力を得るものである。先祖の偉大さを受け継ぎ、先祖の栄光を永続させるべきだ、という風土がその国に出来上がったときに、国家としての品格が高まる」というような事を言っている。

 中西さんは大英帝国衰亡史という著書の中でこれに「精神の貴族」という訳語を当てられていた。
ドイツの観念的人畜有害に近い哲学者達と違い、このスマイルズはいい。これを基本にして国を世界を語る学者は安心出来る。ルソーやハイデガーなどはこれと対局にある。

 日本にも新渡戸稲造(にとべいなぞう)がアメリカ人の奥さんに日本人の事を、説いて聞かせる事がきっかけとなった「武士道」がある。

サミュエル・スマイルズ 英国人 著書「自助論(Self Help, with Illu- strations of Character and Conduct)(邦題『西国立志編』は日本の近代化の礎となり、多くの小学校で修身の教科書として用いられた。)

 

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        演題 「歴史観と日本再生の行方」

日 時  平成15年6月15日(日)
     午後1時30分開場   午後2時開演
場 所  京都商工会議所 講堂
     (京都市中京区烏丸通夷川上がる)(地下鉄丸太町駅下車すぐ)
入場料  1000円(学生無料)
主 催  中西輝政先生の謦咳に接する会
共 催  京都新樹会 日本会議京都 京都府神社庁 日本歴史修正協議会
     新しい歴史教科書をつくる会京都府支部
後 援  産経新聞社京都総局
お問い合せ先 高柳090-3056-2626  newhistory@ubugi-ya.co.jp










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