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2003年05月05日(月) |
04月20日(日) 高貴について質問あり |
高校時代の同級生、今は徳島のA高専の先生をしている友人から四月二十日の文中の一箇所について質問メールがあった。問題の箇所は、 「敗戦の年一月に米国に「「降参する」」意思を文章で問うたが突き返され、その夏に原爆が落とされる、そして敗戦降伏の日を迎えた。」という所。 初耳だというわけである。コラムやエッセイは短ければそれに越したことは無いと思い、極力削って書いている。 細かい事共ははしょり大筋で書く、で、言葉が足りないところも出てくる。
手元のコンピュータや本に、資料があるときは直ちに示せるけれど、無い場合は、記憶に頼って書いている。そこでいい機会だから、あっちこっち調べたけれど、元のねた本がわからない。しかし、ノートが出てきたのでやや詳しく書いておきます。
敗戦の一月に、一度に事がなされたのではなく、続く、敗戦決定3ヶ月前にも、日ソ中立条約を結んでいるソ連を通じて米国に平和停戦、平和交渉を依頼している最中に 、米国は広島、長崎に原爆を落とした。 それから数日後、ソ連は日ソ中立条約を破って、突如満州へ侵略した。ソ連がヒトラーに追いつめられて危ない時、ヒトラーは、ソ連を背後から衝くように日本に頼んだ。しかし日本は日ソ中立条約を守って攻めなかった。 にもかかわらず、さらにソ連はΓポツダム宣言に違反して、日本人50数万人を俘虜として抑留した。抑留者(実際上の強制連行)に徹底した思想教育をほどこし、最後には「天皇島敵前上陸」まで「敢行」させた。 長い人は10年にわたって奴隷労働を強制され、栄養失調その他による死亡者は7万人にもおよぶ。終戦時、蒋介石は在支那邦人軍人200万人もの日本人を無償で帰してくれたが、ソ連が侵略した満州が大混乱となり、残留孤児がたくさんできた。 以上の内容が以下の本のどれかに書かれていると思う。 「大東亜戦争はなぜ起こったか 」 中村粲 日本政策研究センター事業部 「大東亜戦争への道」 中村粲 展転社 「 真説・南京攻防戦 」 前川三郎 近代文藝社 「検証・従軍慰安婦■従軍慰安婦問題入門■」 上杉千年 全貌社 「明らかにされた神武以前 」 山本健造 福来出版 「日本起源の謎を解く」 山本健造 「パール博士の日本無罪論 」 田中正明 慧文社 「 南京事件の総括 」 田中正明 謙光社 友人Oは、淡譚をすべて、さかのぼって読んでくれているらしい。とても嬉しい。これからも忌憚なき疑問・意見をよせてください。
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