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ニューヨークタイムズ(16日付け)でアレン元米国家安全保障補佐官は、韓国が北朝鮮と米国の間で中立の方向に動くなら、暫時在韓米軍撤退を検討すると言っている。そして中国が北朝鮮への影響力を米国に対してカードに使うときは、米国は「日本に核武装というカード」を使える、といっているのだ。
そんな事、米国に言われる前にさっさと核武装してしまえばいい。この言い分でだと、日本はまるで属国(ほんとはかなりそれに近い)である。
昔、ソ連が赤の広場をミサイル・戦車で畏怖堂々行進し、見せたあのミサイルは、実は大半張りぼてだったことを当時の軍関係者が述べている。だから行進の際、軽いので、揺れることを防ぐのに最新の注意をしたそうだ。その後も冷たい戦争を米国と戦った。日本の武士も江戸太平期に入ると新武士道も出てきて、刀は持つが刀ではない竹光を指していた。 人は銀行に貯金している。銀行の金庫に、お金がいつも用意されていると思っている。この「あると思っている」事が安心になる。が、実は無い。 嘘だと思うのなら、日を決めて、みんな一斉に銀行に行って、全額下ろしたいと言ってご覧な。ないから。あるんだけど実はない。ここが大切なのだ。
何を言おうとしているかわかるだろうか?
実際にそれを持ったとして、例えば日本の原宿に、板前が自分の命の出刃包丁を持って、200人が集まった。凶器準備集合罪になると思うか?ならないだろう。そして誰もそれで、町ゆく人を傷つけるような行動にはでないだろう。包丁に対する価値基準が違うからである。しかし、事あればそれを使って立ち向かう事が出来る。板前は包丁、猟師は鉄砲を持つが、誰も恐怖を覚えない。
各国が武器を持とうとするとき、各国の民度が問題になってくる。日本は充分民度は高い。核を持つことで、日本が突然何にもしない他国を、攻撃するとは思えない。また暴発抑止として、反日的日本人が日本のあちこちにいる。 この人達が常に監視していて騒ぐ。持っているだけでよい。 たまに、キチガイに刃物の状態の国は存在して、それはたいていの場合は独裁国家である。
日本人は「拳銃」を人を殺す道具と見るが、多く治安の良くないほとんどの国は、自分の命を守るための道具とみなす。日本人が世界とまったく異なった反応を示すのは、最近はそうでもないが、治安の良さと、世界的な発明である、よこちょの交番制度(ニューヨーク警察はびっくりして、この制度の視察に日本に来たことがある。)が行き届いているからである。事あればすぐに来てくれる。 地球規模にはこの交番がない。だれも助けてくれない。
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