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高校教科書の検定結果が発表された。驚くべし!。中学校では改善された内容が高校教科書ではまだそのまんま。中学歴史教科書からは姿を消した「従軍慰安婦」の記述がある。「性奴隷」「彼女たちを辱め」「多数の女性が強制的に連行された」(第一学習社・政治・経済)、「むりやり従軍慰安婦とされた女性もぼう大な数にのぼる」(実教出版・世界史A)など。強制連行説なんて、左翼(反日日本人)などの言い分そのままの内容である。
中学教科書で消えたのは、まちがっていたからではなくて、年少で教えるのが早過ぎるという、変な解釈の下で削除されたのかと、今になって気がついた。 で、高校生になってそれを、例えば「性奴隷」なんていう造語を先生はどう教えるのだ。「性奴隷」は兵隊から金を取ったりしないぞ。医者から「健康に悪いから、中一日休暇を取りなさい」と言われても、取らないで「奴隷」を続けたりなんかしないぞ。故郷に帰って稼いだ金でりっぱな家を建てて錦をかざったり、「あなたは兵隊を慰めてくれた」なんて、軍から表彰状をもらったりしていたりする「性奴隷」は立派な奴になってしまうではないか! どう教えるのだ。 広辞苑の馬鹿は、古代ギリシャローマ時代の「奴隷」と南北アメリカ植民地時代のそれを一緒くたにして書いているが、教科書の「奴隷」はあえて言うなら、先の方の「奴隷」で、古代ギリシャローマ時代の奴隷は、医者や学者もいたりした。自分で進んでなれたのだ。
◆ 南京事件
犠牲者数として、中国政府の主張をも上回る四十万人?? つい最近立命館大学の教授が、南京事件の一級資料と言われていた、当時の南京大学のアメリカ人教授の書いたものが、実は中国の宣伝工作のために書かれたという新資料を発見、これで南京事件は限りなく白に近くなってきているのに、なんで当の日本の教科書にこういう逆行するような記述がのってしまうのか?それも四十万人(年を置き増える。李白の白髪三千丈の類である)なんて。クリスマスから翌年の2月までの期間に事件は起こったとされている。当時南京市は荷車の類もなかった。 日本軍が来るというので、みんな逃げ出した。 無事大虐殺が行われ、さて、遺体処理をしなければならない。一遺体に二人いる。これを当時の兵隊数で割って、計算して見ろ! 何年かかると思ってるんだ。当時南京陥落時には世界中の記者がいた、にもかかわらず、だーれも見ていないんだ。大量の死体処理現場を(兵隊の処理現場はあるが、何十万なんてものではない)。ちょっとは数学的側面からものを考えろ!検定委員! 戦後各所に、加藤紘一・河野洋平などのチャイナスクール出が入りこんだ結果なのだろう。
◆ 日本の伝統的な男女観、家族観を否定
我が儘による離婚の結果の片親を肯定したり(離婚という概念は日本になかったことを知っているか?これは西洋思想、日本は三行半(みくだりはん)という言葉で、余程でないと今のような離婚はなかった。大抵の人々は一生添い遂げた) 「男らしさ」「女らしさ」は社会的・文化的につくられたもの(ジェンダー)だとして否定的?
◆「侵略」 「戦時中、中国・朝鮮・東南アジアなど日本が侵略した地域」(第一学習社・現代社会) 「韓国併合や侵略戦争を正当化しようとする閣僚などの発言も続いている」(実教出版・日本史A)
「侵略の定義」を書いておく。 当時国際的に確立されていず、1929年パリ不戦条約では「侵略」か「自衛」かは自己解釈権にゆだねられていた。今の目で、当時の事件などを裁くことを遡及法(そきゅうほう)といって、裁判では禁じられている。韓国などは今でも、先の大統領を後の大統領が新しい法律で裁き、死刑宣告している。これなどがそうである。厳しいことを言えば、当時のヒットラーの行為も当時はそれでどういうこともなかった。後にそれではあんまりだという後世の勝手な解釈で、「人道に対する罪」ができたのである。 わかりやすく言うと、後にタバコが覚醒剤の一種と認定されたとしたら、以前に吸っていた人はすべて犯罪者として裁かれるということだ。これで行くと、原爆投下も「人道に対する罪」になる。
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