2001年12月15日(土) |
バルクオーダーCGI |
この間作っていたCGIってのは、ウルティマのバルクオーダーのためのCGIなのでした。
バルクオーダーといいますのは、この日の日記の中ほどにもあるのですが、まぁ簡単に言うと鍛冶職人に、お店の人が武器防具の注文をしてくれるというものなのです。
んでですね、武器なんかはまぁいいんですよ。 武器作ればいいんですから。
問題は大口注文なんです。
セット注文をされることがあるんですね。 防具っていうのはたいてい対になっておりまして、プレートの銅・プレートの足・プレートの腕…というように、ものによっては少なかったりもしますが、同じ種類で頭・首・胴・腕・小手・足というのがあります。
プレートの他にはリングメイル・チェインメイルとかあるんですけど、ある種類のセットを20個づつ揃えてくれっていう注文があるんです。 それが大口と呼ばれるやつです。
んで、じゃあといって、そのセットを作るだけじゃ駄目なんですよ。 「プレートのセットを20セット作ってくれ」という注文書が出たら、「プレートの首20」「プレートの小手20」という、小口の注文書が別途必要なんです。 数は15や10とかもあるので、ぴったりあった注文書を手に入れるのがまた難しい。
他にもその製品をどの色の鉱石で作るのかというのがあるので、さらに条件が厳しくなります。
なんで、鍛冶屋仲間同士で必要な注文書を交換する必要性っていうのが出てくるんですね。
で、それを普通の掲示板を使ってみんなやっているので、それを楽にするためのCGIを作ったのでした。
CGIってのは概ねPerlという言語で書かれていることが多いんだけど、ずっと勉強しようと思って、手をつけては止め、止めては手を付けというよーに、さっぱり勉強してなかったもんだから、四苦八苦したのでした。
でもやっぱり作りたいものがはっきりしていると、勉強の取り組み方も全然違うし、ほんと楽しかったです。 ANHTTPとActive Perlをインストールすれば、インターネットにつながなくてもPerlのテストが出来るから、がんがんテストも出来るし。
プログラムはやっぱり楽しいなぁ。
会社が果てしなく暇だったので、こっそり会社で作っていたんだけれども、次にASPの仕事が来るかもしれないし、当たらずしも遠からずって感じで勉強っちゃ勉強と言えなくもない。
多分。
とりあえず、最近はろくにウルティマ仲間とも交流してないしなー。 コンピュータおたくは、コンピュータおたくらしく、せめてこういうところでくらいには役に立っておかないとね。(自虐的)
ところで、そのCGI欲しい人いませんか? …って、ウルティマやってる人いないかー。しょんぼり。
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