| 2001年10月12日(金) |
カレーよ、ありがとう |
この日記は10月12日で、実際の日付は10月19日。
だから、この日記は10月19日に書くべきなんですが、インターバルを置きたくない出来事があったので、書いてしまいます。
昨日の日記で、ITカレーの話を書きました。 それからわずか、1日後に、それを食べに行ってくれた方がいたのでした!!
レポートはここ”外大生G氏の日記”から。
執筆されているのは、国際事件からシーモンスターまで、愛と真実で現実を愉快に鋭く描く、外大がこの世に放ったHTML日記界の刺客・Genkyさんです。
さてはて。 おいらの素直な感想としては、あの愉快な物体を一緒に見てもらい、出来たらあんまりなネーミングセンスに、にたりとしただけていただきたいなぁと思っただけだったので、
…まさか人身御供になって実際に食していただけるとは思いもしませんでした。
だって…秋葉で、あんな名前のカレーで…ww ふふふ、やっぱりこういうノリに惹かれるGさんが好きだわww
最初行ってきますとのメールをいただいた時、正直申し訳ない気持ち
(美味しくなかったらどうしよう 場所がよくわからなからずに辿り着かなかったらどうしよう 値段高かったらどうしよう そういえばあののぼりが必ずあるという訳じゃないことを書いていなかったな)
等でいっぱいになりましたが、でもやっぱり単純に嬉しいです。
日記を書いている。 それがただ単純にそれだけじゃなくなって。
どんな結果だろうと、波紋が出来たその水面は、またもとのように凪いだとしても、それは新しい水であり、違うものなのだ。
ふと見上げれば、台風の風が、淀んだ色の雲も排気ガスすらすべて遠くへつれ去った後の、肺までしみいる冷たく澄み渡った空気をたたえた、どこまでも一面の青。
仕事場の緊急事態で徹夜をし(多分19日の日記で書くと思う…)、24時間耐久仕事を終え、普段ならこれから出勤という時間に帰途へ向いながらハイになった頭で考える。
全然知らない筈の、人生にかかわることもない筈の誰かが、 150円を払ってこの出口を下りて、 誰も気にしないような既にただの風景として折り込まれているのぼりを目指し、 普通であれば買わないようなカレーを買い、 座る場所を探して途方に暮れ、 少し冷えたカレーを、これをどうレポートしようかと考えつつ食べるのだ
…普通であれば買わないようなという言葉回しは言いすぎたかな。 まぁいいや。 投げられて波紋を作った石が”ITカレー”というのは、ちょっとかっこわるい気もするけど、人生なんて格好悪いものなのでまぁ良しとする。
そうだ、今こそわたしもITカレーを食べるべきなんだ。 それでこそ、一連の物語は美しく閉じ…
…って、徹夜明けの、きりきり痛む胃でカレーは食べられないよ!
体が丈夫なのはとりえなんだけど、胃と腸は弱いんだ(><) ああ、ネタ作りに体をはれないのは年をとった証拠かしらね。 学生のときは、ねた作りも兼ねて夜中2時間半も歩いたっていうのに。
とりあえず。 自分で試すのはまたの機会になりまひた。 根性なくてごめんなさい。
そしてもう一度。 Genkyさんありがとうございました。
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