■TRASH■

2001年08月23日(木) ライバル&梨買った

今日は9月リリースのプログラムの現地調整のために、秋葉原の受注先でお仕事をしてきました。

企業で使うプログラムを作る場合、会社に同じ環境を作り、テストデータをこっちで作ったり、実際のデータを少しもらってきたりして作成するんですよ。
でもそれらは所詮はテストデータなので、運用に入る前には現地に行って、テスト運用として実際に使ってもらったり、実際のデータでテストしたりするのです。

そんなんでがんがんテストしたりしておりました。
仕様もれがあって、慌てて直したりしたのは内緒。

今回はフェーズ2.5といって、前にリリースしたプログラムの機能強化版。
わたしは途中参入なので直したプログラムも、元々作っていた人がいるのですが、今日、初めてその人に会えました。

わたしが2年前に外に出るのと同時に入社して、わたしが戻ってくると同時に、この秋葉原の客先常駐になったので、今まで一度も会ったことがなかったのです。

しかもこの人のプログラム、すごいんですよ。
わたしがうんうん唸って考えて、ヘルプと検索エンジンとにらめっこして作ったロジックの、もっと効率の良く、バグの出にくい方法でプログラムを組んでたり、どうやって調べてきたんだと、はがみするような対処方法を取りいれてたり。
一画面で10パターンの処理がある気のとおくなるような画面を、応用が利くように作ってあったり。

プログラムを組んでいたのはわたしも2年だけだったので、同じ実務暦だというのに。
ええええ、こっそりねたんでました。
嫉妬の炎を燃やしておりました。

しかも、わたしなら「なんでこうなるの~」と、情けない声をあげてぐだぐだいうような現象も、一人で黙々と調べて、解決していたという。

何度今その人がいてくれたら、どれだけ良かっただろうとか。
いや、やつに出来てわたしに出来ないわけがないとか。

この2つをぐるぐる行き来していたことでしょう。
そのわたしの心の師であり、ライバルである、D氏にようやく会えました。

一緒に仕事をしている旦那が、人付き合いが出来ないところがマイナスと言ってたから、消極的な人なのかとおもっていたけれども、ちゃんとはにかんで挨拶してくれて、第一印象はおっけー(何が)

さらなる、お前には勝てないだろうけど、負けない!
という、やや消極的なライバル心を燃やしたのでした。

今日はなんと、久しぶりに20時にお仕事終わりでした。
うれしいい。
津田沼の駅に着いたのは21時。
うわー、人がいっぱいいるー。駅前の本屋やってるー。
妙に感動しつつ、駅から家へ向かう道の途中で、荷物をしまいかけていた路上販売の八百屋から、かけ込みで梨を1個買いました。

梨大好きなんですよー。
今年初めての梨。初物を食べると、長生きするんだよね♪

手にもった、黄金色の小さな重み。
学校を卒業して、夏休みとかといった季節のイベントと無関係になって早4年。
感じることがなくなっていた、四季の営みが、掌の重さの中に凝縮されているのにふと気づく。

秋になってきたんだなぁ。


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