今日は9月リリースのプログラムの現地調整のために、秋葉原の受注先でお仕事をしてきました。
企業で使うプログラムを作る場合、会社に同じ環境を作り、テストデータをこっちで作ったり、実際のデータを少しもらってきたりして作成するんですよ。 でもそれらは所詮はテストデータなので、運用に入る前には現地に行って、テスト運用として実際に使ってもらったり、実際のデータでテストしたりするのです。
そんなんでがんがんテストしたりしておりました。 仕様もれがあって、慌てて直したりしたのは内緒。
今回はフェーズ2.5といって、前にリリースしたプログラムの機能強化版。 わたしは途中参入なので直したプログラムも、元々作っていた人がいるのですが、今日、初めてその人に会えました。
わたしが2年前に外に出るのと同時に入社して、わたしが戻ってくると同時に、この秋葉原の客先常駐になったので、今まで一度も会ったことがなかったのです。
しかもこの人のプログラム、すごいんですよ。 わたしがうんうん唸って考えて、ヘルプと検索エンジンとにらめっこして作ったロジックの、もっと効率の良く、バグの出にくい方法でプログラムを組んでたり、どうやって調べてきたんだと、はがみするような対処方法を取りいれてたり。 一画面で10パターンの処理がある気のとおくなるような画面を、応用が利くように作ってあったり。
プログラムを組んでいたのはわたしも2年だけだったので、同じ実務暦だというのに。 ええええ、こっそりねたんでました。 嫉妬の炎を燃やしておりました。
しかも、わたしなら「なんでこうなるの~」と、情けない声をあげてぐだぐだいうような現象も、一人で黙々と調べて、解決していたという。
何度今その人がいてくれたら、どれだけ良かっただろうとか。 いや、やつに出来てわたしに出来ないわけがないとか。
この2つをぐるぐる行き来していたことでしょう。 そのわたしの心の師であり、ライバルである、D氏にようやく会えました。
一緒に仕事をしている旦那が、人付き合いが出来ないところがマイナスと言ってたから、消極的な人なのかとおもっていたけれども、ちゃんとはにかんで挨拶してくれて、第一印象はおっけー(何が)
さらなる、お前には勝てないだろうけど、負けない! という、やや消極的なライバル心を燃やしたのでした。
今日はなんと、久しぶりに20時にお仕事終わりでした。 うれしいい。 津田沼の駅に着いたのは21時。 うわー、人がいっぱいいるー。駅前の本屋やってるー。 妙に感動しつつ、駅から家へ向かう道の途中で、荷物をしまいかけていた路上販売の八百屋から、かけ込みで梨を1個買いました。
梨大好きなんですよー。 今年初めての梨。初物を食べると、長生きするんだよね♪
手にもった、黄金色の小さな重み。 学校を卒業して、夏休みとかといった季節のイベントと無関係になって早4年。 感じることがなくなっていた、四季の営みが、掌の重さの中に凝縮されているのにふと気づく。
秋になってきたんだなぁ。
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