オクラホマ・スティルウォーターから

2005年08月27日(土) 続き

昨日は伊丹を定刻通り、成田で振り替え便が30分遅れで出発となったが、台風のそばを通ったり、その後も乱気流があったりと、かなり揺れる時間が多かった。

梨奈は出発してから5時間ぶっ通しで寝ていた。なので、晩ご飯も取っておいてもらったのだが、食事時も揺れることがあって、怖かった。太平洋上で揺れて何かあったら怖いなあと思いつつ、梨奈は緊急時のパンフレットを見ながら、こうしたらいいとか、飛行機からボートが出るとか、確かにそうなんだろうけど、実際にそんなことがあったら怖いよ、というと、神妙な面持ちで少しの間黙っていた。そのうち個人画面で漫画を見出したし、揺れが治まった後、私もちょっと眠って、そのうちアメリカ国内に入った。

夜食も出たが、到着の1時間半前に朝食が出て、あっという間にダラスに到着となった。問題はここからで、乗り継ぎに1時間しかない国内線に間に合うかどうかというところだった。到着1時間前に隣の方といろいろお話していて、国内線に間に合うか、ということも話していたので、入国審査を終え、荷物の受け取りのところでまたお会いしたときに、カートに乗せるのを手伝って下さって、お先に失礼しますと急いで税関を通って出口を出たが、国内線のゲートに行く前にセキュリティーがあって、そこですでに出発時刻になってしまっていた。

セキュリティーを通って、身障者用の移動カートの人が「乗り、乗り」と言ってくれたので、隣のターミナルのゲートまで乗せてくれたが、もう飛行機は行った後だったらしい。2時間後の飛行機の搭乗券を発行してもらい、ゲートで待っていたら、隣に座っていた方が来られた。隣のゲートからの出発だそうで、そのうち時間が来て、私たちも国内線に乗った。

なぜか国内線の離着陸、飛行はスムーズ。国際線は到着の時も揺れたり、ふわっとしたりして、パイロットの腕を疑ったが、ネジャーティが、国際線の飛行機が小さめなのかもということで、とりあえず無事にオクラホマシティに到着。到着ターミナルでは、機内で熟睡していた私たちを見ていた乗務員に、「今日はどこからだったの」と聞かれ、日本からです、というと、そうだと思った、と言って、パイロットとどんどん歩き抜かれてしまった。

無事ネジャーティとも会え、途中腹ごしらえしてスティルウォーターに戻ったのは深夜12時。日本の実家を出て32時間経過。


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