オクラホマ・スティルウォーターから

2004年05月27日(木) またまた学歴詐称疑惑

 また学歴詐称疑惑が持ち上がっているというニュースを読んだ。

 この前もあった疑惑はいつだったかなと過去の日記を引っ張り出して、おんなじことをかかないようにと思って確認したが、アメリカの大学(院も含めて)で気を付けないといけないことは、卒業式に出ても、卒業できたとは限らないことだ。後で単位が足りなかったという通知が来る場合もある、というのをアメリカ人の学生に聞いたことがあったので、気を付けないといけないなと思っていた。

 無事卒業できた場合は、卒業証書(あるいは修了証書)が送られてくるし、成績証明書にも、何単位取ったか、どの学位を取ったかというのが明記される。私も日記で偉そうなことを書いておきながら、もしかして自分も・・・なんていったら大変だと思ったが、ちゃんと修了証書はもらったし、後に取り寄せた成績証明書にもちゃんと明記してあったので大丈夫だが、実は間違いでした、な〜んていうのが今ごろになって来ても困るなあと思っている。

 それはともかく、面白いのは教授のオフィスに行くと、みんながみんなじゃないだろうが、額に入った卒業証書や修了証書を壁に飾っている。日本の大学での卒業証書は本のように閉じるものだが、ここのは一枚のもので、大学と提携している会社から、ちゃんと保存できる専用の額を買いませんか?というお知らせが来たりする。そこに証書を送るとちゃんと入れて送り返してくる。角帽につける紐(名前を知らないなんて・・・・)も入れられるようになっていたりする。

 話を戻して、卒業していたと思った、という今回の議員もとても怪しい。


 < 過去  INDEX  未来 >


オハイオ住人 [HOMEPAGE]

My追加