うちはネジャーティがコーヒーに砂糖を入れるのだが、この前久しぶりに角砂糖を買ったら喜んでいた。トルコでは角砂糖を入れるのが一般的らしい。そういえば、ニューハンプシャーにいた時に、近所に住んでいたラマザンもそうだったが、小さいトルコチャイのグラスに大きい角砂糖を2つ入れて飲んでいた。クリスタルのガラスの容器に角砂糖を入れる、というのもトルコではよくあるらしく、この辺だったら、デパートにもあるだろうが、ミカサのお店に行ったらあるかもしれない。
トルコの東の方では、チャイに砂糖を入れず、角砂糖を口に含んで、チャイを飲む習慣があるらしい。トルコの首相が、ちょうど日本が人質問題で揺れている時に来日していて、大阪での茶会で飲んだ抹茶が苦くてびっくりした、とトルコのマスコミ人に漏らしたら、角砂糖を口に入れていたらよかったですね、というようなことを言われたらしい。日本人にとっては抹茶は苦いものと決まっていて、飲む側も心の準備ができているものだが、何も知らないで飲むとびっくりするだろう。でも大阪のどこだったんだろうなぁ。考えられるのは、大阪城の西ノ丸庭園とかだが、ご存知の方、教えてください。
この前の金曜日の時に、本当はトルコチャイを作ろうと思っていたのだが、人数分のチャイグラスがないのと、それでもいいかなと思っていたのだが、実はその場になってすっかり忘れてしまっていた。いつかトルコでかわいいチャイグラスがほしいなあと思っていて、せっかくだから、トルココーヒーの専用鍋とカップのセットもほしいなあと思うのだが(個人店でよくある値段の交渉はネジャーティにしてもらって)、早くトルコデビューを果たしたいものだ。
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