昨日のような雪が降ると、テレビ番組の下の方に、各学校の休校案内が出ているが、昨日の夜の段階では大学は出ていなかった。 今朝、大学のHPを見ると、休校となっていたが、ネジャーティは1本遅いバスで出かけていった。今日は早く帰ると言ったので、いつもより1本早いのとかじゃなくて、もうちょっと早く帰ってきてねと言っておいた。 それにしても、駐車場の雪かきはニューハンプシャーの生活を思い出すが、雪かきをしていたときに除雪車が来たから喜んでいたら、通り道だけきれいにして行ってしまった。
ところで、学歴詐称問題に関する記事を追って見ているが、大学の略称については、実際に行った大学の略称をどうやって間違うねん、と突っ込んでた人が多かったと思う。
西海岸は詳しくないので、カリフォルニアの大学も私は疎いほうなのだが、基本的には、名前に州立(State)と入っていれば、略称にStateの頭文字の「S」というのが入っている。例えば、フロリダにはフロリダ州立大学とフロリダ大学とあって、どちらも州立の大学なのだが、前者の名称はFlorida State University で略称はFSUとなり、後者の名称は University of Floridaで、略称は UF(L)となっている。それで、だいたいの大学はHPのアドレスに略称を使っている。www.の後に略称ドットeduとすれば、その大学のHPに行ける。大学によってはキャンパスがいくつかあって、カリフォルニア大学もその一つだ。ロサンゼルスにあるキャンパスはUCLAとしてよく知られているが、その他に、UCバークレーやUCデイビスもある。ちなみに、UC.eduだと、ここのシンシナティ大学 (University of Cincinnati) になり、カリフォルニア大学ではない。
大学に行っていない一般住民でも、近くにある大学の略称ぐらい知っている。まして、実際に行った大学の略称を間違えるというのはあり得ないことだと思っていたら、略称を間違えたのではなくて、公開講座に行った大学の名前を経歴に載せていたというのだから、そんなん経歴に載せるかぁ?とちょっとあきれてしまった。
いまいちすっきりしないのは、弁護士を通して卒業の手続きをしたという点で、弁護士を通さないとできないような手続きではない。少なくても4年間大学に行っている学生なら、手続きの英語がわからないわけがない。また、学部に必ずいる秘書に聞けばいいし、このような手続きなどを管理しているオフィスに行けばいいだろうし、友達に聞いてもいいだろうし、弁護士にしてもらうほどたいそうなものではない。その方がお金がかかってしまう。
そういえば、卒業証書をアメリカにおいてきたと言っていたが、成績証明書でもどの分野で学位を取ったかというのが書かれるので、本当は成績証明書でも卒業したかどうかの証明ができるのだが、当の大学が卒業するのに単位が足りなかったというのだから、そうなんだろう。カリキュラムが20年前と違うからと弁明していたみたいだが、もちろん卒業の基準は今と昔では違うわけで、実際にこの数年でフロリダで行った学校でも修了単位数が増えているし、今の基準は当てはまらない。
留学生の数は当時とは比べ物にならないほど増えているので、しょうもない小細工したなあと思っている人が多いんとちがうかなあ。
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