地元西宮にある阪神が日本一にならず、残念やなあと思うのと同時にダイエーの強さを見せつけられた。
甲子園は大阪にあると思われたり、関西の人はみんな阪神ファンと思われたりするが、甲子園は兵庫県西宮市にあって大阪ではない。甲子園で行われる春、夏の高校野球では、地元の市立西宮高校(略して市西)の女子生徒がプラカードを持つのである。
それから関西の人がみんな阪神ファンかというとそうではない。関西はセリーグは阪神だけだが、パリーグでは近鉄とオリックスがある。そしてダイエーも元はといえば南海フォークスだし、オリックスも前は阪急だった。そう、南海と阪急時代は関西の球団は電鉄が所有していた。
そうするとどういうことが起きるかというと、おそらくセリーグでは阪神を応援するとしても、パリーグではやはり電鉄の沿線の住人を中心にファン層ができる。いとこの家は近鉄沿線なので、子供たちも近鉄の帽子をかぶっているということが多かった。
親会社が変わり、本拠地が移っても、元南海フォークスファンはダイエーフォークスを応援するんやなあと思ったのは、今日、インターネットで上沼恵美子のラジオ番組を聴いていて、そう言ってたからで、回りが阪神を応援する中で一人ダイエーを応援していた若手漫才師がいたようで、ダイエーの優勝が決まりかけた時には、逃げるようにして帰っていったらしい。
私自身はというと、セリーグよりもパリーグで、同じ西宮に本拠地があった、元阪急ファン、今はオリックスかなというところだが、やはりセリーグで阪神が優勝したとなると、日本一になってほしかったなあというのが正直なところだった。でもやはりダイエーは強かった。
|