ネジャーティの研究室にいるケニア人留学生の家でパーティーがあった。
ここから車で15分もあれば行けるところに家を買ったので、お家のお披露目を兼ねたものだった。
すでに何人か来ていたが、パーティーの最初はだいたい飲み物を片手に話をするというパターンで、すぐに食べ始めるというものではない。お家の中を見せてもらったが、平屋で地下があって、1階部分は3部屋、地下にはファミリールームと称する部屋が1部屋、その隣にはランドリールームがあったが、もう1部屋か2部屋作れそうな広さだった。
少しして、短期の予定で滞在しているジョンの家族が来たが、ジョン曰く、「ジャングルジムズで〇〇達にも会ったんだけど、まだ来てないの?」
〇〇達というのは同じ研究室の留学生で、お店の中で彼らはエクスプレスレーンという、少ない品目を買う人用のレジにならんで、先にお店を出たらしい。しかし、彼らはまだ来ていないのである。ジャングルジムズからケニア人の家まで2マイル(3.2キロ)。5分、いや10分もあれば着けるはずだ。
「そのうち電話がかかってくるよ」
と言っていたら、しばらくしてかかってきた。道に迷ったらしい。ジョンたちを待って一緒に来たらよかったのだろうが、、、。
そのうち、ドアをたたく音がして開けると彼らの姿が。思わずみんなで「おぉ〜」と大拍手。
彼らが来る前に、英語の話になって、ジョンの弟夫婦が日本にいるのだが、子供たちは英語がよくできると言っていた。以下、ジョンと他のアメリカ人の会話。
「でも、かしこまった英語(フォーマル・イングリッシュ)なんだよ。イギリス英語というか、、」
「イングリッシュ・イングリッシュなんだぁ」
「そう、ブリティッシュ・イングリッシュなんだよ。聞き返すときに、"Pardon ?" って言うんだよ」
「アメリカじゃ言わないよね。私もここ(シンシナティー)に来てびっくりしたよ。聞き返すのに、 "Please〜 ?"って言うんだもん。最初何のことかわからなかったわよ。そのうち、聞き返しているのかってわかって。ここはアメリカよ。分からなくて言う言葉はやっぱり "Excuse me ?" でしょう。」
あぁ〜、やっぱり、私がシンシナティーに来て初めて聞いた、"Please〜 ?" っていうのは、ちょっと特殊ないい方なんだ、とホッとした。
本家本元の英語を勉強するなら、イギリス英語を勉強した方がいいのだろうが、アメリカにいる場合は、コミュニケーションを取る意味ではアメリカで使われる用法を知っておかないといけないということかなあ。
人がほとんど揃ったので、ご飯を食べ始めることになった。ケニアの料理はご飯やヒラ豆(英語では「lentil」というらしい)、カレー風味の鶏肉などで、ネジャーティがトルコ料理と似ていると驚いていた。どれか豚肉はある?と聞くと、豚肉料理はないようで、やっぱり土地柄、豚肉は暑いところでは食べないらしい。
梨奈は他の子供たちと遊んで、遊び疲れたのか、帰る前に寝てしまった。9時に寝たなんて、こんなに早いことは無い。やはり日頃、遊び足らないのかもしれない。
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