オクラホマ・スティルウォーターから

2002年08月09日(金) 花金

 あっという間に1週間がたって、明日は休みだ。

 ネジャーティが学校に行きだしてずっと毎日送り迎えをしている。2回往復するので、毎日100キロ近い距離を走っている。梨奈も付き合わされているので、梨奈はいい迷惑だと思う。

 金曜日のお昼は研究室でタイ料理の出前を取るらしいのだが、今日はタイ料理の店が休みだったそうで、メキシコ料理にしたそうだ。メキシコ料理にもちょっと辛いものがあるが、タイ料理よりはましだろう。

 今週は涼しかった〜。先週とは全く違ってクーラーをつけなくて済んだし、しかも夜は肌寒いぐらいで窓を閉めないと少し寒いぐらいだ。でも暑いから夏だあと思っているのに、気のせいかなんとなく秋の様相にもなっているような気がして、夏が短いニューハンプシャーを思い出してしまった。

 ニューハンプシャーは夏は涼しいのはいいが、短い夏で、秋も紅葉が楽しめるが、すぐ向こうには冬が待っているし、少し物悲しさを感じる。いったん冬になればそれはそれでいいのだが、雪で閉ざされると、心も閉ざされ、氷のようにかちんかちんになるような気がする。日本より1ヶ月遅い春を待ち遠しく感じ、身も心も氷解して夏を楽しんでいると、その向こうに秋があるんだという、また物悲しさを感じてしまう。そうすると1年間のうちほとんどを気の落ち込んだ状態で過ごしているような気がする。開放感あふれるフロリダで3年弱過ごした私は、少しは冬のような身も心も引き締まる季節が恋しかったが、ニューハンプシャーのように、そう引き締まりすぎると、冬の長さにうんざりする。

 この涼しいままで夏が終わるとは思わないが、もう少し夏の開放感を味わって、まだ氷結している気持ちを氷解させたいのだ。



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