オクラホマ・スティルウォーターから

2002年07月31日(水) ネジャーティ帰る

 約1ヶ月メモに書いた日記もだいぶ厚くなってきた。今日はネジャーティが帰ってくる日だからというのもあるが、部屋の中をチェックして、まだ片付けられるところを片付けた。

 夕方には友人から電話があって、それから夕食を済ませて、ただ時間が来るのを待っていた。9時過ぎに電話がかかってきて、取ったらネジャーティだった。

 “I have a problem.”

 何だろうと思っていると、1つ早い便のチケットになったので、すでにシンシナティーについたのだが、荷物がDaytonまで行くので、自分もDaytonまで行かないといけないという。Daytonから送ってもらえないから、自分はDaytonまで飛ぶので、そこまで迎えに来てほしいと言う。

 DaytonはここからI-75を北に40マイルほど行った所で、航空の発祥の地らしい。今年発行される25セントにオハイオもあって、飛行機の絵が書いてある。じゃ、ライト兄弟がいたのもオハイオだったのかな?

 もちろんDaytonには行ったことがないが、地図で見ると、空港に行く出口の番号が書いてあったので、とにかく車を走らせた。

 日中は日が出てるので、太陽の場所で方向がわかるが、夜はやはり迷いやすい。でもとてもわかりやすく、迷うこともなく、無事空港に着いた。
 空港はタラハシーの空港みたいで、屋外の駐車場に車を置いて、空港に入ると、出口は一つしかなく、荷物の受け取りもすぐ見えるところだった。到着時刻まで5分ほどあったが、荷物の出てくるところですでに人が集まっていた。ネジャーティの姿はなく、不安になったが、すぐそばの人にどこからの飛行機か聞いてみた。すると、アトランタからの飛行機だそうで、じゃ、まだネジャーティは着いてないんだなあと思った。

 出口のところで5分ぐらい待ってると、人が出てくるのがセキュリティーの向こうから見えた。ネジャーティがいたので、梨奈にわからないように手を振った。昨日電話で話したときに、梨奈が自分で見つけられるようにということだったのだが、ちょうど出口の近くに展示物があって、梨奈はそれに夢中だった。ネジャーティが近づいて「梨奈ちゃん」と声をかけると、気が付いたようだった。ちゃんとネジャーティだとわかって、ネジャーティも嬉しかったようだ。最近は特に男の人に人見知りが激しく、同じ飛行機の人を待っている男の人が近くで待っていたときに、私の後ろに隠れていた。

 帰りの車の中でネジャーティに聞いてみると、チケットを買ったときにシンシナティーまでだと180ドルぐらいだったのが、シンシナティー経由でDaytonまで行くと113ドルだったらしい。それでDaytonまでのチケットを買って、荷物は郵送して預ける荷物をなしにしようかなと思っていたらしい。そして、すっかり荷物の郵送のことを忘れ、ボストンの空港で預けたが、目的地のDaytonまでいくらしく、途中のシンシナティーでは引き取れないことがわかったそうだ。それで、Daytonまで飛ぶことになったのだが、ちゃんと電話してくれなければ、私と梨奈はシンシナティーの空港まで迎えに行くところだった。

 Daytonの空港までは1時間もかからなかったが、飛行機で飛ぶと15分ぐらいで着くらしい。

 私と梨奈はこのアパートに1ヶ月いるのでだいぶ慣れたが、ネジャーティは1ヶ月いなかった分、新鮮らしい。ちょっと今日は蒸し暑かったので、帰ってきてからもクーラーを少しつけていたが、そのうちネジャーティが寝転んでそのままリビングルームで寝てしまった。


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