今日はモールとウォールマートに出かけた。モールではあまり時間を費やさず、ウォールマートに出かけた。
最近は、梨奈がおもちゃ売り場にある三輪車でよく遊んでいて、梨奈用の浮き輪でも選ぼうかと品定めをしていると、ある女性が「お久しぶりです」と近づいてきた。
ニューハンプシャーのWinnipesaukee(どうしても覚えられへん)という大きい湖の傍に住んでいる日本人のMさんだった。Mさんと前回お会いしたのは2年前で、梨奈が生まれて3ヶ月に、遊びに来ていただいた。それから連絡しそびれていたので気になっていた。
オハイオに引っ越すことになったので、お会いできてよかったです、と言って、近況など話した。Mさんはポーツマスのスーパー裏にある保険会社で働いているようで、湖からここまで毎日きているらしい。車で高速を通ると1時間ぐらいで来れるし、金曜日は仕事が終わったら、自分の時間に使っているらしい。ご主人はおうちでコンピューターの仕事をされているので、差し支えないようだ。
そや、今日は金曜日やぁ。なんてタイミングよく会えたんやろう。
Mさんは宝塚市の出身で、駅も、私が小学校から高校時代に住んでいたところの隣の駅だ。そんなわけで、地元の話ができる。また、Mさんは私より若干年上なので、敬語だが、言葉の語尾は関西弁でいいし、イントネーションも関西弁でいいので、気楽にしゃべられる。
ちなみに年上、目上に対して、関西弁では言葉の語尾に「〜はる」をつけるだけで敬語になる。「ポーツマスまで来てはるんですか?」とか、「お子さんはもう中学生にならはるんですね。」とか、「今年は日本に帰らはりますか?」とか、とても便利である。
ちょっと横道にそれるが、関西弁でしゃべると私の素の部分が出る。ここではほとんど関西弁でしゃべっていないので、自分の素の部分が出てないなあと思っている。というより、関西弁でしゃべられる環境にいたのは高校までなので、関西弁でしゃべる自分は、高校で止まっている。だから、関西弁でしゃべると、高校までの自分が出てしまうんじゃないかとどきどきする。この前、ここに遊びにきてくれたいかさんは私の地を知っている一人である。
オハイオに行く前にもう一度会いましょう、と、念のために電話番号をもらった。
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