夜うたた寝していて、起きてみたら梨奈がノートパソコンのキーを全部取り外してしまっていた。無事全部のキーが見つかってはめなおしたが、焦った(汗)
先月か、芸能界で伝統のある家の東男と京女が結婚した。昨日インターネットで大阪のラジオを聞いていたら、本当かわからないが、結婚してからは関西弁を使わないように言われたとラジオのパーソナリティーが言っていた。
彼女は性格がおっとりしているということもあるのか、彼女の言葉は京都の人やなあと感じさせるもので、大阪弁のしゃきしゃきのしゃべり方とは違う。彼女のしゃべり方は好きだったので、それをしゃべるなというのは何かもったいない感じがした。
関西の中でも京都、大阪では使う言葉も違うものがあったり、やはり微妙にイントネーションが違ったりする。大阪でも昔は摂津、河内、和泉と分かれていたから、今でもその名残があって、その地域で大阪弁が違う。兵庫は昔の5つの国から成り立っているので、違いはもっと大きい。私の実家のある西宮は大阪市から15キロ離れているが、大阪よりはイントネーションがつかなかったり、また西に10キロいかないかぐらいで神戸に入るが、神戸では使う言葉がまた違ったりと、微妙に違うのである。 語尾が違うものとして例を挙げると、大阪では「〜してる」というのが、西宮では「〜しとん」になり、神戸では「〜しとう」になる。これが代表的な例だ。
京都では「〜しなさいよ」というのを「〜しおし」と言ったり、若い人の場合はわからないが、「〜え」を語尾につけたり、京都だけではないが、「高くなってる」というのを「たこうなってる」と形容詞は古文の活用に近い。
それで、昨日、ぴろさんのHPに行ってみたら、ちょうど方言の話になって、きむちさんの専門的な視野からの意見があって、うんうんと頷きながら読んでいたが、どうも日本でも方言が俗語のように思われてるのではないかと言う気になったのである。
きむちさんのご意見では、標準語も方言も同等であるということで、それはありがたい意見だった。そりゃそうだ、東京地方の言葉を標準語にしましょう、とたまたま選んだだけやねんから。そうでなければ、関西人の本音(1500年以上ある歴史の言葉を俗語なんて言われたないわぁ)をここでつらつらと書くところだった。
話を戻して、伝統ある家に入ったなら、歴史のある言葉を使いつづけてほしいなあというのが率直な気持ちである。
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