2007年11月14日(水)
 『アゲイン2』 ゆず

長野県にプロサッカークラブをつくろうみたいな活動をお手伝いしていた
ことがある。私はサッカーの話ができる色々なひとに会えて楽しかった。

あまり役には立てなかったけど、まぁ少しでも割と不毛の地だった長野に
サッカー文化を…って感じの普及活動をしたんですよ。

代表戦のバスツアーとかね。私はバスやチケットの手配をして、
キリンカップの3戦目だったから、それまでのレビューや勝ち点表なんか
載せた配付物を作ったりして、まー得意分野なのでそれも楽しかった。

普段サッカーをみないおじちゃんおばちゃん、
大好きな選手がいてどうしても生で代表戦が観たかった中学生の女の子、
そういうひとをバスに乗せて、添乗員さんみたいなことしましたよw


ちなみに私はこの時、なんだかんだ言っても実際に行動できるのは
『実際にスタジアムに行くひと』なんだなーということを学習した。

長野のためにとか文化がどーのとかの理論を持っていて会議には
ひとが集まっても、じゃー机の前にいないで実際に行動しましょう
ってなった時に、動くのはほんとに少人数で、このツアーの時にも
来て行動したのは日常スタジアムに行ってる4人だけだったんだもの。



その時の仲間に熱烈なレッズサポーターのしょうじさんというひとがいた。
試合が多いJ2の時に長野からアウェ−全部行ったくらいの大バカ。

彼は、浦和がとってもふがいない試合をした後に
当時の私のHPにこんな書き込みをしてくれたんだ。



選手は自由にクラブを選べるけどさ、俺達はそんなことできねえんだよ。
6万人だぞ!今まで一つもタイトル獲ったことがないチームの試合
を見に埼スタに集まったのは。



私は、まぁ選手も自由にクラブを選べる訳でもないけれど…とは思いつつ
(確かその頃誰かの移籍で何かあった気がする)その言葉にグッときたよ。
サポートしているチームを持たないひとには理解し得ない言葉だよね。

何の規制もある訳じゃないしさ(苦笑)


こういう気持ちを持ったひとに支えられてここまで来たんだよね。
あの大声援がプレッシャーだったヘタレなチームだったのになぁ。

私ホント、浦和のサポーターってすげぇなぁって思い続けて来たの。
負け続けのJ創設当時や降格の年だけの話じゃなくて、
例えばこの日は埼スタのこけら落としで、
ほんっとーーーにふがいない試合だったのさ。
もう途中で帰ろうかってくらい。
その日の日記 ついでに前回の『アゲイン2』




タフなゲームを続けて制した、今年の浦和は本当に凄かった。
数年後にアジアチャンピオンになれるなんて、
あの頃はすこっしも想像もできなかったよね〜〜〜。



三ツ沢や等々力は満員にならないから私張り切って「日本代表」として
応援するんだけど、浦和にはあんたたちが居るから応援する気にならんw
しかも実際優勝されちゃうと悔しいからな。




ちっ。


ちくしょー。





しょうじさん、おめでとう。

すげーな、アジアチャンピオンだよ。

苦しい時に支え続けて来たレッズサポーターに、心からおめでとう。

あの日々があって、今がある。

すげーな、アジアチャンピオンだぜ!



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