2007年05月28日(月)
 『美しく燃える森』 東京スカパラダイスオーケストラ

長時間タバコを吸わずにいると、こんなニコチン中毒な私でも
一番軽い1ミリのもんでも、実はかなーりくるもんです。

吸う。

くらくらくら…

まぁ苦いわマズイわ、とかなんとかなんだけどまた吸い込む。
くらくらを通り越して、ぐらんぐらんする。


はー…。


私の身体はなんだかんだで健康だよなー。
ちゃんと、今吸い込んでる煙りが毒だってことを知っている。


私は自分がなぜタバコを吸うのかを、多分一般の喫煙者よりも
よく知っていて、だから自分には必要なものだと思っていた。


少しだけ楽に生きるための逃げ道
得られるものは、ほんの少しの安心感。
勘違いの安心感を得るために、毒を吸い込むんだから
本当におかしな話です。
イライラを緩和させるために、イライラの種を身体に入れてるの(苦笑)



全てのものがうまくいかないと、自分がいいこじゃないから
と思ってしまうのを、頭が理解しても感情が止められないように
間違っていると知りながら、心を楽にする為に自分を傷めつめる。


ここのところぐるぐる色々考えた結果、こんな風に自分を傷つけたり
様々な諸悪の根源がこの得体の知れない不安感なんだと気が付いて



タバコが手放せないのも
空腹ががまんならないのも
しょっちゅう気持ちがぐらぐらするのも
恋をしてもブレーキ握ったままなのも


いつも不安だから。


自分の闇をみつめる作業はしんどいけれど、個別にとことん
掘り下げてみる。そうしたら、そのしんどい作業の中に
やっと自分を許すというのがどういうことなのかを、見付ける。


あらゆる不安感をいっそいっぺんに退治しちゃおうか!?

なーんてね

ちょっと調子に乗ってたら、おもいっきり突き落とされちゃって

あーそっち方面もあったね。また新たな?元々ある?問題にも気付く。
(この件に関してはちょっと保留)



こないだの『Heaven's Kitchen』の日みたいに
穏やかな気持ちでいられた夜は、私の中があるひとつの答えでいっぱいに
なって、そしてそれが全てのような気がするんだよ。
それはとっても素敵なことなんだ。


私はキレイなひとになりたいと
ずっと願うように思ってきました。


私をよーくわかってくれるひとは、わかってくれるんだから楽なんだけど
それでは願いはかなわないのです。わかりあって許しあったら、
弱かったら一緒に闇にのみこまれてしまうんだもの。
それは実は許すじゃなくて甘やかし合ってるだけだし。


わかりあえないことは、時々本当に辛い。
でも、毒をのみ続ける私をきっと許さないその頑なさに、救われもする。
…まぁ全部譲れないことばっかりだとそれも大変で
たまに出るこの頑固さは一体なんなんだ?とか思いもするけれど


とてもキレイだと思うんですよ。
そうして私に光をあててくれるの。

やっと、自分に毒をのみこませなくても生きていけるんだって思えたし
そういう自分の弱さを甘やかすんじゃなくて、強いものに変えて行ける
自信みたいなものを見付けたんだよ。


うまくいくとかいかないじゃなくって
違うから、だからキミが必要なんだって



ここのところのタイミングの悪さは作り話のようなすれ違いを生んで
今となってはもう絶望的な見地に立っているんだけど

今までどんな場面でもみつけられなかったことの答えが
そうそう見付かるはずもないから、これも必要な過程なのかなぁ…
あまりにも犠牲が多くて、あまりにも深く傷つけてしまったから、
もう決して許されない気もするけど。

本当にやっとやっと気付く。
今まで自分が、多くのひとにどんなに失礼だったか。



今までと違うふたつの覚悟を持って、歩く。
とりあえず今は、今を丁寧に生きなきゃ。

ね。



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