2005年07月27日(水)
 『新宿の片隅から』 SION (日記)

あー夏だぁ☆


と、短期間に夏が終わったとか夏が来たとか思う気分屋なあたし。
空気がとってもきれいになってゆうべの台風な夜もよかったけれど、
台風一過な雲ひとつない青空、素敵。緑とかものの色が濃い。夏だー。


このままどこかに逃亡したい衝動に駆られるけれど、
腹ペコだって現実が私を街に繋ぎ止める。
冷やし中華?いや、いっそ冷麺。うん、ここはどうしても冷麺。

・・・さて、どこへ行ったら冷麺食べられるんだろう?

・・・ええい、ここは新宿だ。行っちまえ、コリアンタウンまで。


間に合うかな?冷麺はさくっと食べられるし、まーなんとかなるだろー。
こんないいお天気なんだしさ。


炎天下、照り返しの厳しい正午の新宿を、たったかたったか、
ほとんど走る勢いで歩く。台風は過ぎたはずなのに風が強くて、自動ドアや
ショーウィンドウに映る風になびく自分のスカートのシルエットがきれいなので
なんだかとっても上機嫌。あぁ、今日はこのスカートはいてきてよかった。
最初に目に付いたお店に飛び込んだわりにお目当ての冷麺もおいしかったし。

あー幸せ。急いで戻ってもお昼の時間過ぎちゃうけど(またか)私はとても幸せ。
こうじゃないとがんばれないのよ(笑…相変わらずのダメ人間ぶりだ)
その分帰ったらせっせと働きますわよ。



誰もマドリー戦の話なんかしてなかったのに、こないだ日記に書いた通り
月曜には友人が行ってて、またあるひとに水曜いくと予告され、あらやっぱり
なんだかんだいって楽しそうじゃない?ってなって、安くなってたら行くか、
なんて気分になっていたものの、昨日は台風だからとお仕事切り上げて
遊んでしまい(苦笑)更に冷麺食べにいったことでまぁ完全に脳内から
追いやってせっせと仕事に励めモードになってたのよ。今日の16時まで。


突然、長野のお友達からひっさびさのメール!
「今日味スタ行くようなら声かけて☆」って…おいおーい。
前もって予告してくれたら、せめて午前中に言ってくれたら(笑)
ホントに行ったのに〜!!!あぁぁ、会いたかったよ。

でも私たちってこんな突然のやり取りで結構会えてるんだよね。
球蹴りのあるところ突如出没するのはお互いさま、というか
きっと私は「当然行くだろう?」って思われてるのね。はは。


はー…いいなぁ。会いたいし、純粋においらもサッカーみたい。
…ちょっと休憩して、保留にしていた別件のメール書こう…


更に18時半には親しい友人が、思いがけず同僚が格安で譲ってくれたから
味スタいくとメールをくれる。おいおーい。おいらも連れていけよ(笑)


は〜…いいなぁ、みんな。きっと試合おもしろいぜー。なんかそんな気がする。
冷麺によるモチベーションも切れてきた。てかおなかすいた。
休憩して菓子パンを食べつつまたも別件のメールを書く。

・・・

いいもんいいもん。お仕事するもん。

・・・

ん?そっか味スタか。今の家からなら近いんだよな。
がんばったら会いにいくだけでもなんとかなるかな?
行けないって言ってたのに現れたら、驚いて喜んでくれるかしら?
きっと車で、しかも甥っこ付きだからすぐ帰っちゃうだろうけど、
その後はもひとりの友人の方をつかまえてご飯に付き合わせよう♪
あら、いい計画。

20時までにキリが付いたら、そう思いました。
私ね、自分でいうのもなんだけど、すごい集中力なのよ。
20時にこれ終わらせるには相当集中しないとムリだなーってがんばって、
えー気付いたら20時半でした。実に私っぽい結末です。



そんなワケで今日はなんだか、いっぱいいっぱいな一日でした。


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協調性なくてわがままなくせに、実は義理と人情な私は、時々、
そんな自分に嫌気が差したりします。いやおれそんないーひとじゃねーし、
みたいな。特にフットサルを始めてからというもの、ないに等しい協調性を
搾り出して発揮し続けていたので(これでも)急にガクっとくる。


・・・えらくなんかねーよ。


私は、とても「私」だ。
こんないつも揺らいでいるというのに、芯はとても強くて、揺らぐことはない。
もう長いことない。そして「私」は、私にとって絶対に譲れない部分以外に
ついては実に柔軟で寛容で、ある意味それはとても瑣末でどうでもよくて、
すると、周囲のひとのよかれと、合わせるよ、と思うことになる。

主体性が強いんだかないんだかよく判らないみたいになるのは
「私」がこういう存在だから。


私は私の意志で行動するけれど、根本は
「私は私を必要とするひとに求められたい」
というとても受動的でシンプルな願い。
それを受け入れて、私に出来うる限りのことをしてあげたいと願うように思う。

必要とされること、求められることが私の喜びで、
自分が要らないもののように感じるのが一番辛いこと。
私をいじめるのもいいように便利に使うのも実に簡単だ。

だから、とっても必要とされるのが判ってしまったら
それが信じられる間は条件のよくない仕事も辞められない(苦笑)
私じゃなくてもいいじゃんって思ったら、即行辞める。明日にも辞める。
私を動かすのは条件とかじゃないらしい。


で、まぁだから、気が付いたらがんじがらめになっていたりするワケさ。
徐々に降り積もった雪が融けずに、根雪になってまた降り積もると
その内もうどうしようもなくなって、リセットしたくなってしまうのだ。

私をとても喜ばせ幸せにするのも、私を惑わせまいらせるものも、
同じ存在による、同じような行為によるものなのだなーと知る今日この頃。


自分にとってどうでもいいことで、右往左往してしまう。
それは、あなたが私を必要としてくれたから。
私が、あなたを好きだから。


だから・・・仕方ない。仕方ないんだもう。性格なんだ(笑)
でも、もうちょっとこう、楽に生きられないものでしょうかね?


そしてここ最近のテーマは

「それでも、そう言うけど、どうしてもうずいぶん長いこと
 リセットしないでやっていけちゃってるの?」

って部分につきます。がんばってるよなー。(←微妙に他人事)


はっ

お返事かかなきゃなメールあるのにまた長文の日記書いてしまった。
日記書いても喜ぶのはにーちゃんだけだっちゅうのに(笑)



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