2003年04月19日(土)
 『you'll never walk alone』 THE3TENORS (東京×名古屋)

シエスタFC初の大会参加は、東京好きが数名いることから
『COPA F.C.TOKYO 2003』という企画もので、東京スタジアム
(味の素スタジアムというのはなーんか抵抗あるんだよなー)
のすぐ隣にあるMFP調布で開門1時間前まで試合して
その後チーム揃って観戦をするというもの。

しかも対戦が我らが東京とお気に入りのイヴォがいる名古屋
だったので、どうせほっといても試合は行くつもりだしで
率先して試合やろーやろーと言ったのは、私。

結果は2勝1敗で、初大会参加としてはまずまずの結果で
チームとしては成功と言えるんだけど、でも個人的には
・・・試合より練習がしたいって、思った。

結局下手だってことなんだけどね・・・
前のレディースの大会の時は下手は下手なりに自分に
できることがみつけられて、役に立つこともあったんだけど
男子の中に入ってたら、私全然ボールに触れないのだ。

ボール触れないと楽しくない→練習の方がボールに触れる
                 →上手になってボールに触りたい

でも来週もまた試合なんだよね・・・
試合より、正直練習したい私。

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んで、観戦。
ホームだったなぁ、今日も。勝てなかったけどさ。
キーパー正剛じゃなかったら、
名古屋は自滅パターンだったのに・・・


なんてことを思っていた帰り道、
球蹴り仲間のセレッソサポーターご夫婦に
『2年前に来た時と雰囲気が全然違ってた』

と言われて、私としゅうさんは
『そっかな?前からこうだよ?』
って返事をしたけれど、いつも会ってると徐々に
髪が伸びても意識的には気がつかないように、私は、
いつの間にかすっかりあれが当たり前になっていた。

その時に過去の自分の観戦記や日記を読み返すと
面白いと奥さまがおっしゃっていたので、
初めてホームスタジアムを持てたあの日の日記
なんぞ読んでみた。

あぁ、はじめっからなんかじゃなかったんだな。
そして自分であの日書いたように
(試合のこと書かないのは相変わらずだな、私)

サッカーが大好きな「私たち」がこのチームの未来や歴史を、
このスタジアムの空気を作ってきたのだなぁと、
なんだか急に実感できてとてもうれしくなりました。


でも今日は確かにホームだったけれど、スタンドが
暴走気味だったりちぐはぐでアレアレ?ってな日もあれば、
選手に声が届かなくてアレアレ?ってな日もあるし、
まだまだ、これからだよなー・・・
うん、これからもyou'll never walk aloneということで。


ついでに周囲の友人たちに『You'll Never Walk Alone』
はいい曲なんだよ!今度歌詞読んでみてよ!と言ったので
ここに書いてしまおうと、私の持ってる歌詞カード、
この開幕の日に配られた赤い画用紙を広げてみる。

そこには歌詞と共にこんなメッセージ。

「はじめてFC東京の試合をご覧になる方へ」
FC東京がプロのフットボールチームになる前、
東京瓦斯フットボールクラブと呼ばれていた頃から
サポーターたちは、選手の入場にあわせてマフラーをかざし、
You'll never walk alone を歌い選手と共に戦ってきました。
(そしていつかは世界一のクラブになることを夢見ています。)

今日はFC東京にはじめてマイホームグラウンドが誕生したすばらしい日です。
入場時にかざすマフラーを皆さんに渡すことは出来ませんが、
その代りがこの紙です。

もしもこの紙に思いが吹き込まれ、スタジアムが青と赤に染まったなら、
その光景以上に選手たちを奮い立たせるものはないでしょう。

ようこそ、東京スタジアムへ。
ようこそ、僕たちのホームグラウンドへ。


『You'll Never Walk Alone』

When you walk through a storm
嵐に出会った時は
Hold your head up high
しっかり前を向いて行こう
And don't be afraid of the dark.
暗闇を恐れてはいけない

At the end of the storm
嵐の向こうには
There's a golden sky
青空が待っている
And the sweet, silver song of a lark.
雲雀が優しく歌ってる

Walk on through the wind
風の中を行こう
Walk on through the rain
雨の中を行こう
Though your dreams be tossed and blown.
たとえ夢破れようとも
Walk on, walk on
歩こう 歩き続けよう
with hope in your hearts
希望を胸に
And you'll never walk alone
そうさ 俺達は一人じゃない
you'll never walk alone.
俺達は一人じゃない

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ちなみにオリジナルは「回転木馬」ミュージカルのナンバーで
Gerry & The Pacemakersのカヴァーがヒットして、
それをリバプールサポーターが歌い始めたものらしい。

98年のワールドカップ前夜祭としてエッフェル塔の広場で
THE3TENORS(3大テノール)のコンサートがあって、
数百万もする指定席はお金持ちしか座れないけれど、
広場だから聴こえるって教えて貰って行ってみたら、
後ろの方は庶民用にタダで聴けるようなスペースを用意して
くれていて、スピーカーやビジョンまで設置されていたんだ。

人間の歌声にかなう楽器なんかないなって感じた、
本当に素晴らしいショウだった。パヴァロッティの
トゥーランドットなんか、意味も判らないのに涙が出そうだった。

そして、この日一番最後に歌った曲がこの
『you'll never walk alone』
まさに前夜祭と呼ぶにふさわしい素敵な夜でした。

そういう意味でも、とても思い入れのある曲です。



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