2002年10月20日(日)
 『Scrap and Build』 エコーズ (ジーコ評、その2)

ジーコ好きが語るジーコ評のその2(苦笑)


ワールドカップで日本が敗れた数日後、私としゅうは
試合会場へ向かう新幹線の中で激論を交わしていた。
テーマは、今後の日本代表について。
話は次の代表監督は誰がいいか、どんなひとがいいか、となり・・・

私は、まくし立てるように自分の希望を話した。

今の代表は2002年大会の予選突破、という至上命令があって
とにかくその為だけに突き進んできた。
今回はそれで成功したからよかったと思う。
でもあれは、「日本のサッカー」ではなくトルシエのサッカーだ。
トルシエがやめたら、そこでチームは『リセット』することになる。
私は、次はもう一段階上がって、4年後にリセットしないチーム作りを、
「日本のサッカー」の礎を築いて欲しいの!!!

ってね。

私が日本のサッカーのいいところ・悪いところを考えると、
こうあって欲しいと願う理想はかつてのアヤックスとバルセロナだ。
一丸となって崩し守る、有機的で美しく楽しい攻撃的なサッカー・・・
で、私の第一希望はクライフ(無理そうでも希望は高くね(苦笑))だった。


その後、監督がジーコに決まって、私は素直に喜んだ。
ジーコは、私が観たいと思うサッカーをしてくれそうで、
なおかつ一番日本のことをよく知ってる男だからだ。

ジーコはこの10年余り、代表の試合は欠かさず観ていただろうし、
日本サッカーの発展のためにできる限りの努力を惜しまないだろう。
選手・マスコミ・協会・サポーターに対してまでも、
改善すべき方向性やビジョンを持っているだろう。(それは昨日の日記参照)

基礎を築く作業は困難を伴い、ついこないだ3年半かけて出来上がった
「完成形」を観たばかりのサポーターからは非難の声も上がるだろうけれど
でも私は、ジーコがジーコらしさを失わない限りサポートする。がんばって欲しい。
4年後にリセットしないチームを作りが、きっとできると信じられるから。
ジャマイカ戦を観た後の今でもね。


その代わり、期待していないひとが「ほら、やっぱりね」と思うより、
信じて期待していたものが裏切られたと感じた時は・・・

荒れるんだろうな〜・・・あたし(苦笑)
ま、それでもそん時に「その方が日本のためだ」と思えば
ジーコ様だからって容赦しないんですけどね、多分。。。



BACK *  INDEX  *  NEXT




↑エンピツ投票ボタン
My追加 mail