2010年01月05日(火) |
年賀状&ファンレターなどについて |
毎年、年が明ける度に、「今年こそはファンレターに完璧にお返事を書くぞ」と心に決めつつ、仕事の波にのまれ押し流されて、決意を守れない私です。
でも、今年は、今年こそは、心に誓いました。ファンレターをいただいたら、きちんとしわけしておいて、少なくとも年に一度、年末に、心をこめて、年賀状を書こう、と。 そのために、iPhoneのリスト作成アプリに、ファンレター用の記録をつけるフォルダを作成しました! 今年はがんばる!<でも年末までの猶予つき
で。 読者の皆様にお願いなのですが。 ファンレター及び感想のお手紙は、現状では、童心社編集部あてに送ってくださると、いちばん早く、確実に届きます。続けてポプラ社さんが早いかな。(童心社さん及びポプラ社さんの住所は、ネットで検索して調べてね。古い本に書いてある住所だと、届かないことがあります。童心社さんもポプラ社さんも、お引っ越ししているので。「くるみの冒険」や、今度出るポプラの新刊に書いてある住所なら大丈夫です。ので、「くるみ」ちゃんとポプラの新刊をよろしくねvとさりげなく宣伝v)。
そのほかの出版社さんの場合も、私のところに届きはしますが、運が悪いと数ヶ月後、とか、数年後じゃないと届かないこともあります。 これは、ファンレターは、数ヶ月に一度まとめて作者のところに送られることが多いからです。 私宛の手紙だけがそうなんじゃなくて、他の作家さん宛の手紙もそうだと思っていた方がいいかもしれません。
もうひとつ。基本的にファンレターは担当編集者さんの手で開封されます。これも、多くの出版社さんでそうだと思う。 作家宛に来る手紙には、ときどき、ちょっと困った内容の手紙や、少し思考が危険な方向に足を踏み外した内容の手紙が混じっていることもあるからです。 (出版社の人に、手紙の扱いをどうしようか相談されたり、自分で警察に相談しにいったことまでもあるのですよ)。
それで、ふつうの読者さんの手紙の場合(みなさんが私にかいてくださるようなお手紙の場合ですね)、大丈夫なんですが、上に書いたような危ない手紙を避けるため、お手紙は全部開封されちゃいます。(それで、そのまま捨てられたり、書いた人のところに返送されたりします)。 だから、秘密のお話やないしょの相談は、お手紙に書かないようにしましょう。出版社宛のお手紙は、ないしょのお手紙じゃないんですよ。 (他の作家さんにお手紙だすときにも、気をつけていようね)。
(あとそれから、出版社の営業さんたちが販売の参考にするために、ファンレターを開封することもある、って、どこかで誰かにきいたことあるかも)
そういうわけで、ファンレターのお話でありました。 とりあえず、今年いただいた分には、来年卯年の年賀状で「必ず」お返しすることを誓います!
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