日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年01月01日(月) 浜崎あゆみ♪

明けましておめでとうございます。
とかいって、年越しは、弟の放送してた地元放送局の年末のラジオの特番きいたり、友だちと長電話したりしているうちに終わってしまいました。
今年も…いや、去年もになるのか、ややこしい、レコード大賞と紅白歌合戦を見ましたが、レコ大はまあともかく、紅白のシナリオがあまりよくなくて、見ていて何度か背筋が寒くなりました。最初は、「紅白のパロディー」をしているのかなと思ってみていたのですが、だんだんマジだと気づいて…。
歌の前後のコント、シナリオを書く人を、民放からひきぬいてくるとか、もっとどうにか考えた方がいいと思います。ていうか、紅白は毎年楽しみに見てるんだから、もっとおもしろくしてほしいの(泣)。

レコ大、紅白と続けてみるうちに、わたしはすっかり、浜崎あゆみに洗脳されてしまい、ついに、なんだったかCDを一枚買ってしまいました。豹みたいなかっこうした、「あゆ」さんの写真がジャケットに載ってるやつです。
しかしどうしてこのお嬢さんは、うたっているときとしゃべっているときで、人格が別人のように見えるのでしょうか?
「seasons」をテレビできいたとき、まじで涙がこみあげてきてしまったんですが、そういうのって、ひさしぶりのことだったんですが。
詩で泣けてしまいました。「ぼくらは限られた季節を幾度かくり返し」とか、そのへんのあたりです。

ちなみに、大晦日に長電話した相手である友人は、浜崎あゆみの詩の世界がわからんといっていました(笑)。いわく、「情景が見えてこない」と。
いわれてみてそのとおり、彼女の詩って全部話し言葉で、ドラマも描写もないのです。
でもそのあたり、聞き手が好きに詩の世界に入れるということにもつながるので、感情移入しやすい歌だといえるのかもしれないなあと思いました。
そういうのって、けっこう強いかもしれませんね。
聴く側の想像に、すべてをゆだねちゃう歌って。



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