CORKSCREW Diaries(米国編)
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2006年07月25日(火) 存在価値の証明(105日目)


日米文化教育交流会議がモンタナ州で行われ、そこで会議の一部に参加した。
本当のトップはさすがにいなかったが、外務省も文部科学省もかなりのエグゼクティブが参加、
欠席者が多かった中麻生外務大臣の弟、泰氏も構成員として参加した。
レセプションの後で、君たちの所属機関は何を求めて君たちを派遣していると思うか?
と聞かれ、若干コトバに詰まる。
こう言うクリティカルな質問を聞いたのは久しぶりでかなり当惑した。


日米間で異なるのは意識の違い。
個人の生産性とか、コストとか、説明責任とか、
そう、全ての物事には原因と結果があり、
結果がどうなるかを考えて仕事をしている。
抽象的だな。良くないな。
こんなことが書きたかった訳じゃないのにな。

麻生氏が言ったのは、
自分が此処でもてなされたことを日本でもやりなさいってことだった。
綺麗過ぎることを考えていた自分をちょっと恥じる。
そんなに難しいことばかり考える必要はない。


サービスには対価が必要だ。
サービスに対して支払われた対価を、どのように処理したかを説明することも重要だ。
消費税を上げるのはいいかも知れないが、
一体何に使うのか説明してもらわない限り払う気にはなれない。
サービスとはただ単に安ければいいってもんでもない。
いいサービスを提供するためにはそれだけのコストがかかるのだ。


などとつらつら思う。
外部からの収入ってのは確かに大事なのかも知れないが、
肝心なのは内部の顧客満足度を充足しなければならないのではないかな。
ただ、今の構造を変えるなんて事を考えると気が遠くなるもの事実なのだが。






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