CORKSCREW Diaries(米国編) |
やっぱり感情ってのをぶちまけるんだったら、 その時思ったときに書いてしまうのが一番なんだよなあ、って思った。 正直言ってこの4日間、訳分かんないぐらい忙しくって、 悲しむ暇も無かったりする。 いや実際のところ、 うちのばあちゃんが死んだって、 その事実を見ないように、考えないようにしてるだけかも知んない。 直視したらどうなるのか分かんない。 うちの留守電に残ってるばあちゃんの声聞いたら、 どうなるかわかんない。 何げに残していた声だけど、 なんか消せなくなった。 消そうとしたけれどもやっぱり消せない。 消してしまったらその声は永遠に消える。 TOEFLを受けてからお見舞いに行った。 その時が結局最後になってしまった。 その次の週、ちょっと持ち直したときにでも行っておけばよかった。 雨降りそうだからって、 先延ばしにするんじゃなかった。 燃えてしまって骨になってしまったばあちゃんを見て、 ものすごく切なくなった。 実はこう言う風景見慣れてない。 見慣れる人なんて少ないのかも知れないけど、 人生30年近く生きてきて、 身内の人が死ぬなんて久しくなかった。 「死」ってモノを見慣れてねえ。 見慣れたくもねえ。 けれども「死」って言うものは必ず誰にも訪れる。 とうちゃんやかあちゃんだって必ず死ぬ。 そりゃあ俺のが早く死ぬかも知れないけど。 ばあちゃんの骨を、ほんの少しだけこっそり貰って持ち帰って、 何処かに自分だけで埋葬したかった。 昔蚕ノ社に自分の歯を埋めたように。 「死」って言うのは欠落のようなものかな。 いつかそのぽっかり空いた穴の大きさに気がつくんかな。 TOEFLITPの結果は533点だった。 悪くない。 TOEFLの勉強全くしていない割には悪くない。 俺、ガンバんよ。 先はどうなるかわかんないけどさ。 ああ、いいんだ。 見守ってくれたらそれでいいさ。 |