CORKSCREW Diaries(米国編) |
いい加減にこの閉塞した世界から抜け出したい。 嵐の中だろうが闇夜だろうが漕ぎだしたいと願う。 此処で無ければ何処でもいい。 この息の詰まる世界から一刻も早く飛び出せたらそれでいい。 喪うものなど何も残ってはいない。 恋人などいないようなものだし、 僕が消去されることに依存など何もない。 ここを越えれば、人間世界の悲惨。 越えなければ、わが破滅。 進もう、神々の待つところへ、 我々を侮辱した敵の待つところへ、 賽は投げられた! ユリウス・カエサルの言葉を反芻してみる。 以前にも書いたがもう一度自分自身の書いたことを引用しよう。 投げられた以上は中途半端なことはせずに全力をもって事に当たること。 進もう、自分のやらなければならないところへ。 打倒するべき目標は目の前に確かに存在する。 帆を張って闇夜の海に漕ぎだせ。 失うものなんて何一つないのだから。 |