CORKSCREW Diaries(米国編)
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2003年03月07日(金) 僕に少しの光合成 君に似合ふ遺伝子を


最後に愛と言ふものを確認してから一体どれくらいの時間が流れたのだろう。
そんなに遠くない昔のことなのに遥か昔のような気がする。
本当に人はどうしてこう仕様もない事が好きなのだろう。
今まで生きてきたもの全てを無に帰してそして人生をやり直したいと思ったりもするが、
どうあがいたって自分自身であることをやめることは出来やしない。
そのことについてはよく分かっているつもりだ。
もう少しだけ素直に歩み寄ればいいことだって分かっているのだ。
けれども頭は硬直化して、そして手は震える。
結局のところどうにもなりはしない。
自分のことは自分自身が一番よく分かっているのだろう。




椎名林檎の「意識」と言う曲は僕が今年であった中でとても好きな曲なのですが、
シングル(CD-EXTRA)にもアルバム(CCCD)にも収録されていたため聴き比べをしてみました。
MIXとかの違いは当然あることと、
CCCD版はオリジナルではなくリッピングされたものであることを承知で書きますが、
やはりCCCD版はどうも音質が今一つ。
なんて言うんだろう、難しいだけど、
シングル盤の音が頭の中を突き抜けていくような感覚がアルバム版には無いんです。
なんか音が抜けきれてない様な気がいたします。
これがCCCDしか音源が無かったのだったら確かに分からなかったかも知れません。
所詮は私の耳はその程度のレベルなのだとは思うのですが、
結局問題なのは、アーティスト側が作り出した音楽が、
CCCDでは伝えきれてないことにあります。
結局最高レベルにリミッターがかけられてしまっているようなものです。
これがCCCDでなければもっと感動出来たのかもしれない。
ってことが言えると思います。
昔CDで聴いててすごく感動した曲が、
編集版のMDではなぜかあんまりよく聴こえてこなかったことがあって、
その音質の差に愕然としたことがあります。
それほどの高価な再生機器を持っているわけでもないのでこれ以上書くことは避けますが、
結局作り手側が最高のものを届ける器としてもCCCDは相応しくないと思います。
勿論再生できないプレーヤーの存在や、
あまつさえプレイヤーを壊す可能性、
さらに再生保証がいっさいされていないことは言わずもがなですが。

一体何が書きたかったのかよく分からなくなりました。
もう少しだけ、全ての音楽を愛する人にCCCDに関して考えて欲しいものです。
もちろん不正コピー等に関してもですが。


♪椎名林檎「意識」




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