CORKSCREW Diaries(米国編) |
オマエの書いてるこの文章は、ただの自己満足で、マスターベーションに過ぎないんだ。 って言われたら、おそらく反論の余地は無い。 「僕は垂れ流しの汚物」ってハートバザールの石井皐月は唄うが、 僕も汚物みたいな文章を垂れ流しつづけているのかもしれない。 いや違う、そんなもんじゃねえだろう、 そう言って、反論してみたりもするけれど、 返ってくるのは虚しい響きだけ。 勿論、僕はそんなことを常に思ってこれを書き続けている訳じゃない。 それを認めてしまうと言うことは、 この文章を読んでくれる人に対する、冒涜と言うもので、 これ以上失礼なことはない。そんなことは分かっている。 分かっている。分かっているんだ。 だけれども時々自信がなくなる。 自分を信じられなくなって、 崩壊しそうで、どうしようもなくなって、 強がってみるんだけど、 それはちょっとの横風で吹き飛ばされそうな強がり。 力を加えられたら、すぐに折れてしまいそうなバランスの。 そんなものじゃないんでしょ、 あなたはそんなつもりで書いているんじゃないんでしょ。 あなたが自分を信じなくて誰が信じるというの? ああ、そうだ、そうだよな。 だけど僕の前に交互に信じ切れるときと信じ切れないときがやってくるんだ。 今は、信じ切れないとき。 |