CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年02月26日(火) 今頃になって極私的2000年度ココロの名曲ランキング♪


2000年は僕の価値観を覆すような激動の一年だった。
昨年末、年の瀬特別企画でやった心に残る名曲ランキング、
実は2000年度版もちゃんとあるのだ。
と言うことで、書きたくなったので、今ここで書いて乗せることにします。


第五位 君は僕のもの クラムボン

「君は僕のもの どうしたらそう言えるの?」
と唄うクラムボンお得意のの切ない系名曲。
事実これほど聴いていて切なくなる曲ってなかなか無い。
「あきがきても ふゆはこない ふゆをこえても はるはこない」
微妙なかけことばを使いながら僕らを引きずり込む。




第四位 グングニル BUMP OF CHICKEN

旅立ちの唄グングニル。
2NDアルバム「THE LIVING DEAD」でOPENINGの後を飾る曲。
いきなりこれでガツんと行ってしまう。これほどオープニングに相応しい曲もないだろう。
その後のライブでは二回連続でグングニルをオープニングで演奏していたけれども、
未だに僕の中ではベストのオープニングはグングニルだったりする。
曲自体が一つの完結する物語として作られると言う手法はこのアルバムでの特徴だが、
この物語は、旅立つ人々にとって最高の餞になることは間違いない。


第三位 夢いっぱい サニーデイ・サービス

LOVE ALBUMはもう既にサニーデイがサニーデイしていないアルバムになってしまっている。そんな中で、唯一今までのサニーデイっぽい曲がこれ。今までのサニーデイを煮詰めて抽出したような爽やかな曲に仕上がっている。証券会社のCMにも使われていたけど、この曲を選んだ人は本当に素晴らしいと思う。コーラスラインとギターのハーモニーが美しい曲。
田中貴のコーラスは曽我部に負けないぐらい美しい。
隠れた(全然隠れてない?)名曲。



第二位 バトルクライ BUMP OF CHICKEN

バトルクライは誓いの唄。
シングル「LAMP」のカップリングと言う大変地味なポジションにあるものの、
紛れも無い名曲とはこのことで、この一曲にどれだけ助けてこられたか分からないぐらいだ。
それに気づいたのは早春の扶余の町(韓国)で、
何気なしに聴いたバトルクライが、ここまで心にくるものがあるとは思わなかった。
生きること自体、それが戦うことであり、人生は戦場。
人は多分そんな中で苦しんだり悩んだりあきらめたりすることだってあるんだろうけど、
そんな全ての人に向けて伝えられるメッセージがこの曲だ。
「リリィ」で
「大言壮語もはいてやろう そんな言葉も唄った  自分の唄にカッコ悪く脅されるんだ」
なんて弱音も吐いているけど、けれど、人は、一つのウソに縋り続けてでも、
自分の思いを具現できるようにした方がいい。絶対にいい。
カッコ悪くても、泥塗れになっても、人に嘲笑われても。



第一位 長い秘密 ホフディラン

この年の一位に輝いたのは復活のシングル「長い秘密」。
なぜか一緒に買ったトライセラのシングルが超ヘボくて、
2回聴いただけでお蔵入りしてしまったのに対して、
この「長い秘密」はいつまでも心に残る曲になる。
(セールスは比較できないけど)
カップリングも素晴らしかったこのシングルと出会ったことにより、
僕はホフディランをどんどん好きになっていくことになる。
あのユウヒのなんとも言えないボーカルを聴きながら過ごした晩秋を今でも僕は思い出すことが出来る。
ワタナベくんのコーラスが大好きで、カラオケバージョンでも何度となく聴いた。
エンディングで使っていた「世界ふしぎ発見!」も何度となく見てしまった。
(しかもEDのためにだけ・・・)
ここで出会うべくして僕はホフディランに出会う。
それはなんだかんだで一生の出会いになって、じんと来る曲として今なお僕の心の中にあるのだ。






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