部活での選曲の方針は、原則前の年にやった作曲家の曲はやらない、と決めています。 でないと似た曲調を続けてやることになるから。
生徒たちには、いろんな作曲家がいて、いろんな曲に接してもらいたいという願いもあります。
それから新曲をやる、ということ。 どこの学校もそうですが、いろんな中学から生徒が集まると、今ブームになっている曲をやろうとすると、(たとえば『伝説のアイルランド』とか『第六の幸福のお宿』なんか)大抵どこかの学校でやっているので、「またやるの???」となってしまう子も出てきてしまうのです。 うちは一年かけて曲を完成させるので、それは出来るだけ避けてあげたいなぁ、と。あとポップスはどうがんばっても「やったことのある曲」が入ってきてしまうので、吹奏楽オリジナル曲ぐらいはねぇ、とも思うのです。
あとうちはコンクールに出ていないので、時間は15分ものとか、コンクールでは出来ないものを選ぶ、など。
もとろん観客のほとんどがブラスはやっていなかった保護者とかなので、一般受けしやすい、メロディックなものを選ぶとか。 飽きない曲を選ぶとか。
まぁ、いろいろと条件があります。
昨年は、スパークとリードをやりました。 今年もスパークとリードの曲が候補に挙がり、特にスパーク(『ふたつの流れのはざまに』というやつ。かっこいいのよ、これが)は捨てがたがかったのですが、難易度的に無理だろう(うちはよりによってクラリネットのほとんどが高校生から始めた組なのです。。。)ということもあり、最終的には、V.J.ローストとB.アッペルモントに落ち着きました。
で、ふぅ、とため息ついていたところへ、楽団での定演の曲も決まったとのこと。 ふと曲目を見ると、V.J.ローストとB.アッペルモントの名前が・・・。
B.アッペルモントの曲は、私がリクエストしていたもので、最終選考に残ったらしいことは知っていたので、やりたい曲だし素直にうれしかったのですが、まさかローストまでいたとは・・・(^_^;)
なんだか今年も混乱していそうです。
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