NO TITLE...望

 

 

昔の遊び - 2006年05月20日(土)

懲りないな,と思う.自分でも呆れるくらい.

動かない心を無理矢理動かすのは,結局,自分で自分の首を絞めているだけのようなものなのに.

「動かしたい」のか「動くかどうか確かめたい」のか,その境界は曖昧で
「この辺までは大丈夫」だと確認しながら,そろり,そろりと足を踏み出している感じだ.

こういう遊び,そういえば子供の頃にしたことがある.

鬼が壁の方を向きながら何か呪文のようなものを叫ぶ(多分それが遊びの名前).
鬼以外の子供はその鬼の背後からその鬼が壁を向いている間(つまり,呪文を叫んでいる間)だけ鬼に近寄っていく.
呪文を唱え終わった鬼は,パッと後ろを振り向く.鬼以外の子供はそこで動くのをやめないといけない.動いてしまうと,鬼につかまり,鬼と小指をつながなければならない.
また,鬼が呪文を唱える.鬼以外の子供は,鬼に近付いて行く.

やがて,誰か鬼につかまっているなら,鬼以外の子供はその鬼と捕虜のこの指をきって逃げる.鬼が振り向いて,「ストップ」と言うまで逃げる.
もし誰もつかまっていなければ,鬼の背にタッチをして同じように逃げる.

そっから,どうだったっけ?

ストップをかけた鬼は,何かしらでストップしている子どもたちに近付いてタッチをする.
タッチをされた子供が,次の鬼になる.

多分,そんな遊びだったと思う.

ちょっとでも要領がいい子は,鬼が呪文を唱え終える前に立ち止まって楽な姿勢でいる.
その遊びを楽しみたい子は,鬼が呪文を唱えている間,力一杯鬼に近付こうとするので,無理な姿勢で立ち止まり,捕虜になる可能性が高い.

さて,私はどっちだろう.




-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home