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クライモノ - 2005年02月02日(水)

眠る前、部屋の明かりを消してベッドに入ったとたん、無性に「独り」を感じた。

多分それは例え誰かがそこにいたとしても感じるもので、
幾度となくそんな想いを繰り返してきた感覚だ。

それでも、昨日の感覚は強烈だった。

本当に、今この瞬間に消えてしまおうか、という感じ。
その感覚に襲われた場所が風呂場やキッチンではなくてよかったと思う。

ぽっかりと目の前が暗くなって(部屋の電気を消したのだから当たり前だが)
すっぽりと布団を頭からかぶって(これでさらに暗くなる)
なんだか分からない「クライモノ」に浸った気がする。

「気がする」というのは、かなり寝付きの良い私の習性からか、その(物理的な)暗闇の中ですぐに寝入ってしまったからだ。

危ない危ない。

だんだんとこの「クライモノ」が自分の中で溜まっている気がする。

危ない。危ない。

さて、次はどうやって逃げようか。




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