スチーム・ボーイ - 2004年09月02日(木) 2日続けて映画鑑賞です。 「スチーム・ボーイ」という映画です。 言わずと知れた、「AKIRA」の大友監督の作品ですね。 明日で最終日だからか、思ったよりも、映画館には人がいました。 男性が多かったようですが。 観た感想としては、どうしても「AKIRA」と比べてしまうのですが、話のスケールと画像(奥行き?)が小さい気がします。 続編制作決定、との話も聞きましたが、まあラストは続編を見越した作り方ですね。 ストーリー展開に多少無理を感じますが、ま、こんなもんでしょう。 あまりにも広げすぎてまとまらなくなって、無理矢理まとめた、という感じもしますが…。 観ながら「ナウシカ」と「ハウルの動く城」を足した感じだなあ、と…。 「ナウシカ」は人間の手に余る巨神兵を掘り起こし、まだ不完全だった巨神兵を目覚めさせたところが、「スチーム城」とダブります。 「ハウルの動く城」は、「スチーム城」の姿がダブります。 まあ損だけなんですが。 この映画のテーマの一つでもある(であろう)、「科学の発展が人間の幸せか?」ということは、現在の私たちは考えるまでもなく「NO」と言えますが。 その「分岐点」にいる彼らの時代背景等を考慮しないと、納得できない部分がこの映画には多々出てきます。 ただ、そのテーマだけを扱いたかったのなら、「イノセンス」のように近未来を設定にすればもっとわかりやすかったのではないかと思うのですが、なぜ会えてあの時代背景を選んだのか? …もしかして、単にごちゃごちゃした機械が描きたかっただけなのでわ…。 -
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