愛しいヒトが、
入院するハメになりまして。

少々心配なワケです。


同僚のみなも、
口々に心配して下さいます。


　「大丈夫ですか？」

　「あ、はい、さっきも行って来ました。」
　「元気そうでしたよ？」

　「それは良かったです。」
　「そういえば・・・」

　「そういえば？」


同僚Ｃさんは、
仲の良い老夫婦の話を始めました。


お爺ちゃんが入院してしまい、
夜な夜な寂しい思いをしているお婆ちゃん。

朝、目覚めたときに、
入院するお爺ちゃんの隣で寝ていた・・・

と、そんな話です。


　「お婆ちゃん、侵入しちゃったんですか？」

　「そうですよ、夜、病院に侵入したんです。」
　「窓の外からですよ？」

　「（￣□￣；）！！」


高層階だというのに、
窓の外から侵入したスーパーお婆ちゃん。

まさに愛の力は偉大と言ったトコでしょうか。


そんな話のあと、
同僚Ｃさんは話をまとめました。

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