取引先に渡さねばならないブツを、
御上司から手渡されました。

取引先・・・といっても、じつは石けんの後輩であり、
石けんから渡した方がスムーズだろうという、
御上司のご配慮です。


　「石けんちゃん、これ預けておくから。」
　「渡しといてくれ。」


ただお預かりするだけでは、
少々味気ないと申しましょうか。

少しだけ、
香辛料をフッてみました。


　「着服・・・してみますか？」


御上司、さすがに上手です。

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　「石けんちゃん。」


評価されているのか、
それとも強迫か・・・（怖）

慌ててその手を引っ込めた石けんでした。


　・・・こういう冗談好きなヒトだからなぁ（汗）