2004年02月17日(火)
筋肉増強でケモノとプレイ?
ドーピングの話なんてしたコトが、 ありましたっけ。 縁があって 2度ほど、 検査スタッフとしてお手伝いをしたコトがあります。 ・・・ホントの役立たずでしたが(大汗) 〜〜〜〜〜馴染みのない御方もいらっしゃるでしょうから、 検査の概略を説明してみます。 検査対象者は、 検査用の部屋に呼び出され、 採尿されます。 この部屋というのがクセ者で、 1度入ったら、 おしっこ出すまで出られないというお部屋。対象者には1名だけ付き添いが認められており、 一緒にこの部屋に入ります。 ←対象者が立場的に弱いタメ。部屋は通常、 待機部屋と検査部屋の2つに分けられており、 待機部屋には飲み物などが置かれて、 ←おしっこ出すための水分検査部屋には検査グッズと採尿グッズ、 そして端っこもしくは奥の小部屋に、 トイレが備え付けられてます。 検査対象者は部屋に入り、 待機部屋でおしっこが出そうになるまで待機し、 出そうになったヒトから順に、 1人ずつ検査部屋に入ります。 そして検査の立会人から検査の説明を受け、 検査書類に署名し、 検査用のグッズを自分で選び、 ←おしっこを入れる器具ね(苦笑)容器におしっこをして、 自分で封をします。 封をされた容器はさらに厳重に封をされ、 検査機関に送られ、 ソコで検査をされるのです。 なおおしっこをする際は、 立会人に 視姦 監視をされています。 ←クセになるかも(汗)つまり出始めから容器に収まる空間を、 視姦 監視されているのです。 大事なコトは、 おしっこが容器に収まり封をされるまで、 何らかの悪意が紛れ込んだり、 他人や本人によって混ぜモノされぬよう、厳重に管理されているというコト。 ですから御大将(当時は上司)も、 必死にトイレを守っていたのです。 〜〜〜〜〜さてさて、 時代は進みます。 薬の痕跡を消す薬が開発され、 その薬の痕跡を捕らえる検査方法が産まれ、 さらにはその対策のタメの薬が産まれ・・・と、 いたちごっこを繰り返す世界です。採尿には限界があり、 採血も時には行われるようになりました。 さらに遺伝子ドーピングってモノも、 考えられるわけです。 もちろん既に禁止をされているのですが、 どうやって調べるのか、 こいつがなかなか難しいのではと思っておりました。 出ちゃいましたよ。 「筋肉ネズミ」とある遺伝子をネズミの筋肉に組み込んで、 筋力を増強するってモノでございます。 ・・・ココで発表されたとよ。もちろん、 筋力の衰えてしまう病気に対する治療法には違いないのですが、 応用も可能でしょう。 こうなると、 ドーピング検査に遺伝子検査を持ち込まねばならない。
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