仕事場が引っ越したにもかかわらず、
それまでの仕事場に残留した御上司に仕えていた石けんは、
結局前の仕事場にいる。

そんな話は書きましたっけ。

本日は久々に、
１日中本家でお仕事をいたしまして。


すると、
日付も変わろうかという頃・・・

　「小柄なオンナノコなんですがね（怒）」
　「エレベータをこの階で降りたんですがね（怒）」

突如１匹の♂が、
下っ端部屋に怒鳴り込んで来るじゃないか。

　「貸したらすぐ返すじゃないですか（怒）」
　「寒いトコで１時間も待たされてんだよ？（怒）」

・・・まぁ落ち着けや。


さてさて。


この♂が１Ｆにいたところ、
いかにも困ったという表情のオンナノコが１人。


勤務時間外になりますと、
通常仕事場は施錠されるわけでして。

その施錠を解除できるカードがナイと、
建モノには入れなくなります。

このオンナノコは、
建モノの中に用事があるにも関わらず、
そのカードを持っていなかったとか。


　「ちょっとカード貸して下さい！」
　「良いですよ♪」


彼は親切心から、
自分のカードを貸したらしい。

　「オレはココで待ってるから。」

そして、
用事を済ませてオンナノコが戻るのを、
１Ｆで待っていた。


帰ってこないじゃん・・・


というわけで、
殴り込んで来たこの♂、
石けんにも同僚にも吠える吠える。


　「ココにはいないの？」

・・・その部屋、土足厳禁なんだけどな（汗）

　「常識を疑うよね。」

・・・貸したあなたの常識が疑わしいのでは？

　「小柄なイマ風の子なんだけどさ。」

・・・それだけかな？他の特徴を言ってよ（汗）

　「22〜23歳くらいの子でさ。」

・・・そんな若い子はココにはいないよ（自爆）


　「あのさ、知らない？」


　「おのれは何様じゃい！」
　「ヒトに八つ当たりすんじゃねぇ！」
　「てめえが鼻の下びろ〜んと伸ばしたからだろ。」
　「あ？下心でもあったんちゃうんか。」
　「そもそもヒトにモノ聞く態度かボ○ぇ！」
　「い○ゃのボンボンはクチの聞き方もしらんのかぁ？」
　「だからボンボン言われるんやろ！」
　「おととい来やがれっ！！（激怒）」

・・・いや、あんたが落ち着きなさいよ（苦笑）


失礼。

心で叫んで口に出さなかったわたくし、
だいぶオトナになったのだなぁ・・・と思いつつ。

心当たりがないモンで、
ともかくお引き取り願いました。


ところが。


　「あ・・・」

よくよく考えれば、
御大将の部屋から話し声・・・（滝汗）


自慢じゃないが、
こういうカンだけは良く当たる。

来客中の御大将のお部屋へ、
下っ端は向かうのだ。

　「こんこん・・・」
　「はい、どうぞ。」

　「あのぉ・・・」

↑押すと続きが読めるエンピツ投票ボタン♪

　「かくかくしかじかで。」
　「（￣□￣；）！！」


心で叫んだだけにして、
ホントに良かった・・・。



P.S.

カードを返しに行った同僚が、
彼に謝るわけさ。


↑押すと続きが読めるエンピツ投票ボタン♪

・・・おまえ、さっきと態度違いすぎ（苦笑）