2001年04月17日(火)
沖縄を立つ寸前、 空港へ向かうタクシーの中で面白い話を聞いた。 宮古島と石垣島の人間性の違いについてだった。
石垣島では、 (琉球)王朝の頃から移民政策が取られていて、 結構古くからよそ者が入ってくる環境にあった。 だから結構都会的と言えば都会的で、 島によそ者が入って来るのは案外簡単。 詮索もされないし、逆に隣同士なんかも無関心だったり。 玄関までは入ってきても良いけれどその先は困るとか、 8時以降は家に来て欲しくないとか。
宮古島では、 隣の家に勝手に上がり込んで 冷蔵庫の飲み物を勝手に飲んでも平気みたいに 地域の仲間はみな家族みたいなところで、 その分よそ者は受け入れにくい部分がある。
沖縄本島には、 宮古の人も石垣の人もかなり住んでいるけれども、 宮古の人は「○○さんが住んでいるから、あの辺りに住もう」みたいに 比較的固まって住むのに対して 石垣の人は四方八方に散らばって住んでいる。
どっちが良い悪いは一長一短だけれど、 レースの時は、 一致団結してお祭りが出来る宮古の方が楽しいんじゃないか・・・ そんなお話でした。
ほんのちょっと離れてるだけで こんなに大きく違いが出るもんなんだな・・・
そのタクシーの運ちゃんは、宮古生まれの石垣育ち。 最後に良い話が聞けた。
たまに押して下さると元気出します。↑
|